ご無沙汰しています、
ゆらのとです
東京でようやく…
例年より遅い桜が開き始めた、今日。
お花見がてら
都心部を散歩してきました
満開にはまだ早く、
木によって3分から5分咲き、
早いものは7分咲きとばらつきがある。
「東京で桜が5分咲きです」
とニュースになったとしても、
全ての桜が同じように
花開いているわけではない。
陽当たりや
木の個体差などによって
少しずつ異なっている。
だから今、
道行く人々は皆
少しでも多く咲いている木の前に集い、
写真を撮っている。
けれど
今はわずかしか咲いていなくとも
どの木もいつか、
満開の美しい花を見せてくれる。
桜もそれぞれ。
人もそれぞれ。
それでいいんだなぁと思う春の日。
先週、
3月の終わりに
47歳の誕生日を迎えました
初めて「子宮頸がん」が発覚したのは
38歳の初夏ですから、
もう9年も前になります。
その時の苦しい気持ちに
普段は無意識に蓋をしているのか、
思い出すことはもう
あまりありません。
けれど
ふとした拍子に
時おりその蓋が開くと、
9年も経った今でも
胸がぎゅっと痛む
ですが
長い年月を経て
私は上手にその蓋を
閉められるようになっている。
胸を締めつける痛みに
長く苦しめられることはもう、
ないのです。
このブログを始めてから
出会った多くの方々が
時には優しさで
時には笑いで
寄り添って、
私の蓋を一緒にそっと
閉めてくれました。
最後の再々発治療からも
7年近く経ち…
がんが「完治した」と言える私は
この先、
痛む誰かの心に
寄り添える存在でありたいと思うのです。
かつて大切な友たちと訪れた
銀座の「キルフェボン」にて、
贅沢にも「紅ほっぺのタルト」を
食べてきました
またいつか
みんなで食べに行こうね