こんにちは、ゆらのとですウインク
読んで下さってありがとうございます星



時は3年前、2016年の7月。
前年の手術で子宮を全摘してからはすっかり「治った」と信じ込んでいて、がんのことは少々遠いものになりつつありました。


もちろん経過観察中のため定期検診は受けており、6月に術後10か月の検診に行って細胞診を済ませ、その結果を聞きに外来を受診しました。


ドキドキや不安は多少ありますが、治ったと信じきっているので、あくまでも多少のこと。

前回の、術後6か月検診ではCTを撮影しましたが、何の異常もなく順調。体調も良好ニコニコ


今回は細胞診だけだったので、なおさら不安は少なくて、身構えせず診察室に入りました。


ちなみに前回から主治医先生が休職していて、今は代診で男性の先生になっていましたが、特に困ったこともなくて…


「ゆらのとさん、実はね…悪い細胞が出たんだよ…」


時間が止まるってこういう感じです。
まさか、…再発。


先生は「いやっ、まだわからないんだよ!悪い細胞が出たからって再発と決まったわけじゃないんです。ちょっとサンプルが少なくてはっきりしないからもう一度サンプル取ってくれって依頼が来てるので、今日もう一度検査させて下さい」

と「まだわからない」と強調していましたが、私の中ではもうほぼ完全アウトえーん


ぼーっとしたままの私は看護師さんのなすがままに内診台に上がり、先生がより念入りに検査する様子をただ眺めていました。


そして、検査結果がでる約3週間後に再度結果を聞きに行くことになりました。
 

ショボーンショボーン


病院を出た私。
ここに来るまでは青かったはずの空も、目に写るものすべてが鉛色。
7月の蒸し暑い日だったはずが、体が冷えきっている。震えてすらいたかもしれません。


どうしようもなく苦しくて、悲しくて。
誰もいない自宅に帰ってから、1人泣きましたぐすん


多くのがん患者にとって、最も恐ろしい言葉の1つ、再発


まさか自分が。ちゃんと手術で治ったはずなのに…。


泣いてばかりいられないのが子どもを持つがん患者。


やがて子どもたちが学校から帰ってきましたが、子どもたちの前で泣くわけには絶対にいかない。
気力を振り絞って普段通りに家事をし…


夜、帰宅した夫の前でまた泣きました。


結果が出るまでわからない、と言われてももう私はわかっていました。
出血など、体調には何も変化はなかったのですが、きっとがんはまた私の中にいる。


再び、苦悩の毎日が始まりました…ショボーン