こんにちは、ゆかちんです。
だいぶ時間が経ちましたが、いま書きたいと思ったので久しぶりの投稿になりました。
では、前回の続きです。
無事カナダのトロントに到着し、一先ず友達の家に行く。
スーツケースが重いので置かせてもらいにね。
同じ日本人ワーホリの人とルームシェアしてたので、富士山キットカットを渡してご挨拶。
同居人は大学3年生で、大学在学中に、将来は料理人になりたいという気持ちが固まり、
大学を1年休学してワーホリに来たんだって。
大学を卒業したら海外で料理人として働きたいらしく、一先ず海外のレストランの勉強と繋がりを作るためにトロントにきたみたい。
大学在学中にワーホリに来るなんて、なんて勇気のある人だと思ったよ。
そして、目的が決まってすぐ行動に移すのは素晴らしい。
お腹が空いたので、友達が働いている日本食レストランへ。
オシャレな居酒屋レストランで、日本酒や海外の人にも合うおつまみが多数おいてあるお店。
海外のパブとはまた違い、居酒屋レストランというのが一番あっている気がする。
働いているスタッフは9割日本人、1割現地人で感じかな。
友達のスタッフ仲間と話していると、
年代は20代~30代前半で
ほとんどみんながワーホリで、30代の人は就労ビザを出してもらって働いている人たちが多かった。
そのなかでこの日一人働いていた現地カナダ人の女性、キャサリン。
彼女と会えたことが私の人生の転機。
あなたの言葉で今の私がいる。
まさかこんなところで、人生が劇的に動いていくとは思いもよらなかった。
キャサリンにいま何しているの?と聞かれ、
私は今、仕事を辞めて働いていない。
だからこの期間に旅行にきたの。けれど、3か月後にはまたすぐ就活するよ!
と、働いていないことへの少し恥ずかしさがあり、食い気味にまたすぐ働く意思を伝えた。
けど、その後のキャサリンの言葉を聞いて、
彼女にとって、私の発言は全く恥ずかしいことではないんだなと気づかされた。
私の言葉を聞いてキャサリンは言った。
私はいまアルバイトよ。
けど、夢のために好きなことがやれて幸せ!!
キャサリンの迷いなく真っすぐに放った言葉がかっこよかったのと同時に、少し嫉妬した。
彼女は当時25歳で、お昼は夢のために勉強やスクールに行って、夜はここでアルバイトしているらしい。
当時23歳の私の中では、
大学を出て働く=正社員で働かないとなんかダメっていう思考があった。いい大人になって、正社員ではなく、バイトしている人を少し見下している自分が心の中にあったのだ。
かつ、この時って、フリーランスなんて言葉はまだまだ浸透していなかったしね。
私は、大学を卒業して、正社員で働いて27歳くらいで結婚して30歳前には子供を産む。
漠然とだけど、ずっとこう思っていた。
だから、カナダの旅行が終わって日本に帰って年末頃にはしっかり就活しなきゃいけないって思ってた。
けどキャサリンの一言で、今までの固定概念が一気に外された。
正社員だけが正解ではない。
周りの目を気にせず
自分のやりたいことのために、行動出来ることができて幸せ!!と堂々といえる自分でいたい。
そう思った。
同時に私のやりたいこと、私の幸せはなんだろう。と真剣に考えられるようになった。
キャサリンが言った、
私はいまアルバイトよ。けど、夢のために好きなことがやれて幸せ!!
当時23歳の私には衝撃的な、忘れもしない日になった。
この一言が私の人生を変えてくれて、今の私がある。
ありがとう。