卒業犬ローリーと遺棄された猫たち | わんちゃん大好き

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保護犬の応援

わんちゃん達の幸せを願って
できることをやって行こうと思います!

ロッキー お空から見守っていてね♡

しばらくぶりのブログの更新です。

どのタイミングでブログの更新をしようか…
それともこのまま何もなく消えようか随分
迷いましたが     

保護犬   保護猫 という存在を
簡単に考えてほしくないのと
少し区切りがついたので…


以前も書きましたが
里親さんから卒業犬の
幸せそうな様子を報告頂くのは
保護主さんはじめ
預かり(仮ママ)にとっては
本当に嬉しいことだと思います。

反対にもし困り事があったなら
遠慮なく言って頂きたく
相談にのったり力になれたらと
思っています。


今回の事の始まりも私のそんな思いから



犬の鳴き声がうるさいと管理会社さんから
度重なる注意を受けている

ご自身も眠れない日が続き  
困っているとローリーの里親Mさん。

どうしたらいいかわからない

犬達を怒るのに疲れたと。

疲れるほど怒るって…

そして  犬達が吠える原因はローリーにあると。

あんなにおとなしくて

あんなにいい子だったローリーが

何を怒られるんだろう


私はローリーに会わせてほしいと
お願いしてお宅へ訪問させて頂きました。



ローリーはすぐに私の所に来てくれて
お膝の上で抱っこでした。

ローリー    …

カチカチになった涙やけ
撫でながら手に触る毛玉
おしりの毛も汚れたまま

もちろん  保護されてくる子達よりは
全然  悪い状態ではありません。

でも、私は悲しくなりました。


2時間ほど
解決策を考えながらMさんと
色々とお話しました。


結局、しばらくローリーを
預かってほしいと頼まれました。


帰り道   悔しい気持ちで泣けてきました。


そしてローリーは返せない、 そう思いました。

それは

とてもとても安心してローリーを
返せる場所ではなかったからです。


①マンシヨンの規約違反
   頭数制限  1匹に対して犬3匹と小動物1匹。
   頭数制限違反と認識しているにも関わらず
   犬が1匹増えていたこと。

②ローリーを迎える前、迎えた後にも
    譲渡してもらっている5匹の保護猫
    手放したと言うけど 
     行き先が怪しかったこと。

③ ローリー以外の犬2匹はオスとメスにも
     関わらず避妊去勢していないこと。


    他にも色々ありました。


1人ではどのようにしたら良いのか
判断できなかったので  
力を貸して頂きアドバイスをもらって

Mさんとやりとりをしましたが緊迫感も
ありましたし、時間もかかりました。

でも助けてもらって
ローリーを返してもらう事ができました。


きちんと保護主にも連絡し
私の所で預かること了解を得ました。
  

のちにMさんが手放したという猫達は
Mさんによって遺棄されていたことが
分かりました。

(法的に動きがあった事、確認しています。)

中には妊娠し、さらにエイズになっていた子も

真夏の夜に捨てられていたそうです。

思い返せばその数日後には別の保護犬の
里親になりたいと手をあげていたのだから
それもまた  驚きです。

色々と分かってきて
本当に腹立たしい思いでした。


どんな思いで里親さんを探して
どんな思いで里親さんにお願いするのか
その気持ち分かりますか?

簡単に考えないでほしいです。



幸いな事に 猫達は
みんなセンターから引き出され
猫ボランティアさんから
新しい里親さんの元へ。
今は幸せになっているそうです!


遺棄した人にまだペットを飼う資格って
必要ですか…

残っている2匹が心配で  
何とかならないものかと思い
時を待っていましたが

法的にも難しいとかで どうする事もできず。

何か法律っておかしいですね。



保護犬って、譲渡条件厳しいよねって
何度か言われた事あります。

譲渡条件が厳しくなれば里親さん候補も
少なくなってしまうのかもしれません

でも、今回のような事があって辛い思いを
するのは犬や猫達

2度も辛い思いをさせてしまうのです。

 

2月19日、わが家へ連れ帰った時のローリーです。

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しばらくは車に乗せると震えていました。

もし、返してもらえるならローリーは
ウチの子にしようと最初から決めていました。

それでも  

ローリーにとってもっと良いお家があるのなら  その方がローリーにとって幸せかも

そんな風にも思いました。

里親募集することも選択肢の1つにしてはと
心配して声もかけて頂きました。

ローリーにもたくさん話しかけて
聞いてみました。笑

家族とも話し合いました。


金銭的な事   日常の事   
色々と考えて悩みました。

でも

震えるローリーをもう一度抱っこするのは
できない

もうローリーを不安にさせたくありませんでした。

ローリーここにいていいんだよ。


車に乗っても  また一緒にお家に帰るよ!


最終的に
思いは変わりませんでした。


ローリーはわが家で
責任持って家族として迎える事に決めました。


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トリミングへ行って可愛いくなったローリー

プレゼントで頂いたお洋服3枚
真ん中のサイズが
余る事なくローリーにピッタリでした。

ローリー良かったね!

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みんな仲良く何の問題もなく過ごしています。

ローリーが  吠えるのは息子が帰ってきた時

ラブが吠えるのにつられてジュークと一緒に!


今回の事で私自身、色々と考えさせられ
とても勉強になりました。


ペットブームとかそんなのいらない。
ペットを飼うにも資格や免許が必要と
なればいいのに。

本当に大切にできる人だけが飼えるように
なればいいのに。


Mさん
今いる子達の事で困っても2度と同じ
過ちは繰り返さぬようにどうかお願いします。

犬のことならば私はいつでも相談にのりますから。