6月28日の夜遅くに義父が低血糖発作を起こし、救急車で県総合病院へ搬送され、そのまま入院となった。
意識を失いベッドに横たわる父は、骨と皮だけの瀕死の老人に見えた。
160センチくらいの身長(今はもっと低くなったかも)に37キロの体重しかない。
娘が生まれる前だから20年以上前に末期の胃がんの手術をして、胃全部と脾臓と膵臓を取ってしまった。
術後5年生存できれば恩の字と言われながらも、今まで元気で、自分のことは全部自分でやってこられた。
今回も、なぜここまで元気になれたのか、ある意味不思議だと医師が話しているのを聞いて、さすがおじいちゃん!と思った。
家庭人としては問題の多い人だったが、この生命力を息子(我が夫)に授けてくれたとしたら、本当に感謝だ。
普段は口喧嘩ばかりしている夫婦だが、やっぱりおじいちゃんがいないと義母はダメらしい。
おばあちゃんのためにも、もうしばらく元気でいてください。