夕べ、テレビ朝日の報道ステーションでフランスの元激戦地からの生中継が行われた。
フランスとドイツは、過去何度も戦争をくり返してきたが、戦後互いに歩み寄る努力の末、EU統合も、分断していた東西ドイツの統一も実現し、若者からの意見によって、仏独共通の歴史教科書もできたそうだ。
私がドイツに居た1981年から82年。週末を利用してのパリ旅行からケルンへ戻る列車で出会ったドイツ人は、フランスとドイツの交流活動をしていると言っていたことを思い出した。
今、日本も中国や韓国との関係が悪化し、日本人の感情も相手をより敵視する方向に向かっていると思う。
しかし冷静に過去を振り返る時、憎しみや武力衝突からは何も生まれないのだと言うことを、もっと国民の認識として、平和への対話や交流の努力をすべきだと思った。
中国や韓国を非難し、敵視し、軽口を言っていても、意味無いのだと思う。
(もちろん言いたくなる気持ちはあるけれど・・・)
でも互いに持ちつ持たれつという関係でもある。イヤな国中国と関係を断ち切るということも不可能だろう。
古館さんと恵村氏の案内による、平和への提案は素晴らしいと感じた。