実家で
飼っていた犬が天国に行きました。
老衰です。
彼がやってきたのは私が小学校一年生の夏でした。
雑種ですが見た感じ白かったので、最初は「シロ」と名付けるつもりだったのですが、最終的に「ポチ」になりました。
そしたらいつの間にか毛の色が茶色くなってました。シロにしなくてよかった…
元気だった頃。
家を新しくしたとき、大工のお兄さんにまゆげを書かれたり、よく火の見櫓のチャイムに合わせて吠えたりしてました。
私には力がなくて、元気なポチの散歩には付き合えませんでした。
ここ数年、私が上京してから老いが急速に進み、痩せて毛は抜け、元気も無くなり、一日の半分は寝ていました。
大事な家族が、もう玄関先にいないというのは、今だに信じられません。
だけど、長い間の苦しさから解放されて、今天国で元気に走り回ってるのかなぁ、というのは人間のエゴでしょうか。
今年の夏に会ったのが最後になったけど、最後に会えて良かった。
というわけで、久々にブログを書いてみました。
最近、よく理不尽なことに打ちひしがれて精神的に参ってたんだけど、
このままじゃあいられないなあ。
私ももっと、密度の濃い日々を送らなきゃ。
限りある時間の中で。
私はまだ、元気です。
◆スガノユカコ◆