●日本語●
◯題名◯
アンの夢の家
◯翻訳者◯
村岡花子
◯出版社◯
新潮文庫
◯ISBN◯
4-10-211306-1

◆英語◆
◇題名◇
Anne’s House of Dreams
◇作者◇
L. M. Montgimery
◇出版社◇
Sweet Cherry Publishing Limited
◇ISBN◇
978-1-78226-447-7

■スペイン語■
□題名□
Ana y la Casa de sus Sueños
□翻訳者□
Elena Casares Landauro
□出版社□
Ediciones Toromítico, S.L.
◇ISBN◇
978-84-15943-32-7
Part2 (Chapter 11 - 20)
11.
【日】レスリーの身の上
【英】The Story of Leslie Moore
【墨】La historia de Leslie Moore
【英】
読んだ日⇒2024年5月14日
感想⇒The incredible human beings that Montgomery-san could describe in lettersえーんLeslieショボーンAnd this is how Miss Cornelia protects and supports Leslie as a part of the clan who knows Josephおねがい

“No, you must be her friend, whether she’ll let you or not,” said Miss Cornelia resolutely, “ Don’t you mind if she’s stiff by times - don’t notice it. Remember what her life has been - and is - and must always be.(引用 レスリーが望んでくれるなら友達になる、と言うアンに対するコーネリアさんの台詞)

メンタル弱ったから昨日みた精神科医Tommyさんの動画。他にもたくさん動画あって数分の動画ばかりだから自分の状況や悩みに合った支えになる動画を見つけると弱くなった時にすがる杖になってくれるかもしれませんニヤリ
【墨】
読んだ日⇒2024年5月15日
感想⇒Me encanta saber ahora que como protegieron señorita Cornelia y Capitán Jim a Leslie desde cuándo llegaron Ana y Gilbertえーん No dijeron nada de Leslie hasta que conocían mutuamente. Eso es la acción que pueden tomar los humanos maduros con el corazón amable y simpáticoおねがい

- No, debes ser su amiga, te lo permita ella o no - zanjó la señorita Cornelia con gran firmeza -. Que no te importe si se pone rígida a veces, no le hagas caso. Recuerda lo que ha sido, y todavía es, su vida. Y siempre será así, supongo.(引用)

12.
【日】レスリーの訪問
【英】Leslie Comes Over
【墨】La visita de Leslie
【英】【墨】
読んだ日⇒ 2024年5月15日
感想⇒レスリーがアンとギルバートの家を訪問します。楽しいけど辛いが全面に出ていて読んでいて辛い。まだ、アンとギルバートが絶対的な味方って分からないから恐怖もあるし、なにより自分と比較することを避ける方法なんてないよねえーんアンとギルバートが、この後、レスリーについて話し合ったんだろうな、と思うと既読だけれどやはり読むたびに胸が熱くなります。

あと、大人になった今だから思うんだけど、ギルバートの専門は脳外科?

13.
【日】霧の夜
【英】A Ghosty Evening
【墨】Una noche fantasmal
【英】【墨】
読んだ日⇒2024年5月17日
感想⇒霧につつまれたフォー・ウィンド。過去の気配がアンの夢の家にまで入ってきます。ギルバートは急患を見にシャーロットタウンに出張中(さすが有能)。ヒタヒタとせまる気配に堪えきれなくなりレスリーを訪ねます。ただ、レスリーは暗い部屋で1人泣いており、声がかけられず、アンは1人夜道を戻ります。そこで、ジム船長とレスリーの夫のディックにあったのでした。

レスリーを安心させたい。その心で行動する人たちと、レスリーの話ショボーン

14.
【日】十一月の日々
【英】November Days
【墨】Días de noviembre
【英】【墨】
読んだ日⇒2024年5月19日
感想⇒アンとギルバートの日々。灯台へジム船長をよく訪ねていて、時折レスリーも一緒。アンの学生時代の恋愛の話がねー、出てくるんですけどねー、ロイ可哀想。でも、分かりみしかない。

若い頃の恋愛、自分中心にしすぎてて勘違いと黒歴史の塊だった気がする。片思いのがよい思い出に残ってる笑い泣き大人になっても恋愛はメンヘラ出てきちゃって失敗しすぎて、自分の恋愛に疲れて飽きちゃって、結局恋愛も誰かと一緒に生きることも諦めたニコニコいま人生過去一楽しいウインク

15.
【日】港のクリスマス
【英】Christmas at Four Winds
【墨】La Navidad en Cuatro Vientos
【英】【墨】
読んだ日⇒2024年5月20日
感想⇒夢の家での最初のクリスマス。アン、ギルバート、マリラ、デイビー、ドーラ、リンド夫人、ジム船長、コーネリアさん、とのクリスマスですクリスマスツリークリスマスベルジンジャーブレッドマントナカイサンタ

正直なことを言えば、95%ジム船長とコーネリアさんとの会話にしないで、全員の会話を満遍なく読みたかったなー。双子の最近とか。ドーラ、、、あなたとどこにいたの?キョロキョロ

モンゴメリさんの書き方は、スポットライトを当てた極少数に絞った会話をがっつり書く、だからね。これが昔の文学(物語)書き方の主流なのかしら?

16.
【日】灯台の大晦日
【英】New Year’s Eve at the Light
【墨】Nochevieja en el faro
【英】
読んだ日⇒2024年5月21日
感想⇒This chapter, I do love the words that Capitan Jim has said照れ
Death grows friendlier as we grow older. Not that one of us really wants to die though, Marshall.(引用)

新年の言葉も好き。長いから引用しないですが。カナダの寒い雪の降る夜、波の音を聞きながら迎える新年。昔の時間の流れと、今はもう無い昔当たり前だった自然に包まれた環境が羨ましくなる。

【墨】
読んだ日⇒2024年5月21日
感想⇒Aqui también introduzco las palabras de Capitán Jim照れ
La muerte se hace más amistosa a medida que uno va envejeciendo. No es que nadie quiera morirse, Marshall.(引用)

17.
【日】フォア•ウインズの港の冬
【英】A Four Winds Winter
【墨】Un invierno en Cuatro Vientos 
【英】【墨】
読んだ日⇒2024年5月22日
感想⇒不思議なことに、私この日本語の訳文が物心ついたころから頭に残っているんですよ。で、私の中ではこの文章は赤毛のアン一巻に出てくるものなんです。アンがマシューは優しい、他の人たちとはみんなうまくいっているのにマリラの言葉や態度が心に刺さって時々辛くなる、ってアンが思い悩む。そんな文なんです。だから、毎回一巻を読むとこの文章がなくて戸惑います。そして、この巻にたどり着いて納得するまでがセットなんです。面白いなって思うのは、①幼い頃の刷り込み(思い込み)って何十年たっても更新されない、②私赤毛のアンシリーズ、いったい何才の時初めて読んだんだろう?、ってことですニヤリ

At times, this secret consciousness marred the delight of their comradeship; at others it was almost forgotten; but Anne always felt the hidden thorn was there, and might prick her at any moment.(引用)

A veces, esa certeza secreta estropeaba el placer de su camaradería; otras veces, era casi inexistente y olvidada; pero Ana siempre sentía que la espina oculta seguía allí y podría herirla en cualquier momento.(引用)

18.
【日】春のおとずれ
【英】Spring Days
【墨】Días de primavera
【英】【墨】
読んだ日⇒2024年5月24日
感想⇒金曜日!忙しすぎず、でもやる事はずっとある良い仕事環境の1週間でした照れ
Sweetgrassとmayflower が出てきた。赤毛のアンシリーズはずーっと読んでると草木の単語に少しだけ詳しくなれます。野に咲く花や木の描写が多いのでニコニコ翻訳者は辛いでしょうがキョロキョロ

みんな大好きスーザンが出てきましたね。初めて読んだ時は、本当にさらっと読んだんだろうな。思い出せない忘れてしまった当時の感情。思い出したいなぁおねがい

19.
【日】あかつきとたそがれ
【英】Dawn and Dusk
【墨】Amanecer y anochecer
【英】【墨】
読んだ日⇒2024年5月26日
感想⇒引用する場所、悩んだんだけど。人間は痛くても辛くても未来の方角へしか進めないから、マリラの台詞の、この箇所にしました。

“ Oh, Anne, don’t talk so,” said Marilla, genuinely alarmed lest Anne were drifting into deep and dangerous waters. “We can’t understand - but we must have faith - we must believe that all is for the best. I know you find it hard to think so, just now. But try to be brave.(引用)

- Ay, Ana, no hables así, por favor - suplicó Marilla, alarmada por temor a que Ana estuviera metiéndose en aguas profundas y peligrosas -. Nosotros no podemos comprender, pero debemos tener fe, debemos creer que todo lo que pasa es por nuestro bien, para el mejor de los fines. Sé que te resulta muy difícil aceptarlo ahora. Pero trata de ser valiente.(引用)

20.
【日】ジム船長のロマンス
【英】Lost Margaret
【墨】La perdida Margaret
【英】【墨】
読んだ日⇒2024年5月27日
感想⇒アンの心が少しだけ前向きになったころの話。ジム船長の言葉は、心に染みる。ジム船長の過去の喪失の話。十二国記の『白銀の墟 玄の月』の最後の方の、去思の苦しみと項梁の言葉が心から浮かんできた。死を確認できず戦場から帰ってこなかった人々はこの先もずっと自分の心で完全に弔うことも生きていることを信じることもできず、残るのだろう、といった感じ。


※スペイン語版は、出版社にこだわりました。インタースペインで在庫がなく取り寄せいただけなかった分をAmazonスペインで購入しました。