非日常のお葬式。準備の難しいお葬式。私はどんな式がしたいのか考えたが、答えが出なかった。


【内容】

28歳、女優歴10年、未だに売れていない。殺される役が多い。とある仕事がきっかけで、葬儀業の仕事を始める。


【感想】

国や宗教の違うお葬式に参列したことがある。わたしの経験の範囲の話だが、日本の海外のお葬式の共通点は、前夜故人と別れを告げる時間があることと、家族や他社の支えの力がそこにあるのいうこと。お墓に入れる時には、みんなある程度心の整理ができている状態となること、悲しい中残された人たちは故人の思い出話てわ笑い合うこと、だろうか。悲しいのに淡々と進む式は、生きている私たちと故人を式を進めることにより、線引きをして心の距離をおくようだった。誰もがみないつか死ぬ。自分の葬式を体験することはない。他人のお葬式に向き合い続けるお仕事とは、とても、特殊で特別で繊細な仕事に思えた。


【おすすめ】

葬儀業、葬儀社の仕事、お葬式の流れ、お葬式の種類を、導入として漫画で知りたい方。家族の死や自分の死に向き合うきっかけがほしい方。お葬式が重々しくて辛い方。