『1408号室』



なんかDVDに入っている予告編を見て面白そうだったので
借りてきました。なんとブルーレイとDVDのハイブリッドだって。

当然我が家ではブルーレイで表示されるわけですが、
画質的にはブルーレイの品質には及ばなかったです。
ていうか、フツー。

気にしてなかったらDVDと変わらない。
良く見れば詳細なんだろうけど、その程度です。


さて、映画の方ですが、下手にレビューを書くとネタバレになるので、
難しいのですが、さわりを書くと…

主人公は幽霊等の名所に出掛けては、自ら体験し、アンチ本として発刊する作家。
そんな中、1408号室には泊まってはならないと葉書を受け取る。

予約しようにも、ずっとふさがっていると応答される。
現場に行っても勿体ぶって、チェックインを拒む支配人。
前置きが長ければ長い程、偽物と感じる主人公。その真偽の程は?


というところからストーリーが始まりますが、
なんてのか従来のホラーの様なバックボーンがありません。

普通はその場所なり人なりに、いわれがあって、
それの解明もストーリーの醍醐味になるのですが、
この映画では、主人公のトラウマに触れる程度で、ほとんど無関係に
主人公の精神をさまざまな超常現象がこれでもかというくらい襲います。

ありとあらゆる超常現象が起こるのですけど、
なかには絶望感を与えるようなものもあって、
なかなか見ごたえがあります。

ただ、前述のようにバックボーンがありませんので、
日本人好みのゾクゾクとくるような恐怖感がありません。

『1408号室』は、従来のホラーと見方を変えて見たら楽しめると思います。

ただ、サミュエル・L・ジャクソンは、独特の存在感を出していますが、
パッケージに出てくるほどの役どころではありません。


最後まで読んでくださったあなたに、全ての良き事が雪崩のごとく起きます。