『インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国』
このシリーズはなぜか毎回映画館では見ようとは思わないんです。
でも、DVDが出たらいち早く見ることにしていました。

今回もその習慣にならって、早速DVDを借りてきました。

冒頭、兵隊の車に競争を仕掛けるのが、30年代のフォードをベースにした
ホットロッドで、コンバーチブルとクーペの違いはあるにしろ、
『アメリカン・グラフィティ』でハリソン・フォードが乗っていた車なんですね。

そのあたり、スピルバーグ流のルーカスへのシンパシーなのかも。

そんなことを感じながらも、結構、冒頭のシーンで惹き付けられて、
どっぷりインディー・ジョーンズの世界に入ってしまいました。

特に本格アクション映画とはひと味違う、カーチェイス。
今回はバイクを使った町中編と、水陸両用車を使ったジャングル編があるのですが、
どっちもワクワクしながら楽しんで見ることができました。

それにしてもハリソン・フォードのじいさん、凄げぇ。
よくあんなに動けるよなぁ。

それとは別に、ちょっと残念なのが、目的意識が良くわからなかったこと。
それにクリスタルスカルの数が合わないよねぇ(冒頭の鉄の箱のやつね)。
それは伝説のモノとは違うからいいのか?

さらに一番残念だったのが、あのラスト。

そっちに行ったらいかんでしょ!

なんとなく臭わす程度に押させて、結果、ハッピーエンドにしないと。

あそこまで出ちゃうと他の映画じゃん!


というわけで、面白かったけど、ちょっとコンセプトがずれたんじゃない?
という感じがした『インディ・ジョーンズ/ クリスタル・スカルの王国』でした。

最後まで読んでくださったあなたに、全ての良きことが雪崩のごとく起きます。