乳がん告知の瞬間に思ったこと | 乳がん治療中でも暑苦しくてすみません。

乳がん治療中でも暑苦しくてすみません。

人生いろいろあるけど酸いも甘いも思い切り楽しもう!

2017年~乳がん手術・治療を経験してひと皮むけました。
思い込みを外してもっと軽やかに自由に生きたい人のサポートをしています

あれは2016年のクリスマスイブ。

 

右胸にシコリを見つけて

年末だから病院が閉まる前に

検査してもらおうと

 

ネットで調べて

その日のうちに検査して

結果まで出る

乳腺専門クリニックを見つけ

駆け込んで診察

 

 

マンモとエコー、

細胞診で注射針で細胞も取り

待つこと20分

 

 

生検の結果も出ないのに

 

 

「残念ですが

たぶん90%悪性です」

 

 

とサラリと告知。

 

 

ガーン

誰も喜ばないダジャレのようですが

ほんとに頭の中で鳴りましたよ

 

 

そのあと大きながん専門病院で

手術以降の治療をしたわけですが

 

 

いつも混雑している受付

待合室もごった返し

そんな光景を見ながら

いつも思ってました。

 

 

わたしを含めてほぼ全員

 

 

「まさか私が
ガンになるなんて!?」

 

 

って思ったんだろうなと。

 

 

わたし、予想通りガンになった!

 

 

って人、

あまり多くないと思うんですよね。

 

 

アンジェリーナ・ジョリーみたいに

「ガン家系だからなるかもー」

というのはあっても

(彼女はなる前に切っちゃったけど)

 

 

それでもやっぱり

「自分が本当にガンになるとは思ってなかった」

という気持ちって

心のどこかにあるんだろうなと。

 

 

この世で自分だけが

悲劇の主人公に

なったように感じるけど

 

 

おそらくあの混雑した病院で

診察や治療しているほぼ全員

そんな気持ちになったんでしょうね。

 

 

わたしはガン専門病院で

お世話になったので

 

 

「ここにいる人、

全員ガンなんだよなぁ」

 

 

と思うと、

特別大騒ぎするほどのことではなく

えらくポピュラーな病気なんだな、と思えて

なんとなく仲間意識を感じて・・

わたしにとっては

逆に安心材料になりました。

 

 

それほどたくさんの人がなるからこそ

研究も盛んだし、テレビも取り上げるし

新薬もどんどん開発され

話題に上ってくるのでしょうね。

 

 

進行すれば死に至る病気だし

治療を終えてからは

3か月おきの

経過観察になりましたが

 

 

ふとしたときに

再発が怖い!と感じることもあります。

 

 

でもガンの治療研究、

新薬開発は

日進月歩といわれていて

いまやガンと共存する時代に

入ってきているようですね。

医療の進歩に感謝、期待です。

 

 

なんか話がそれましたが・・・

 

 

まさか私が!と

泣いているあなた

 

 

私もそうでした!

 

 

そして、たぶん

みんなそうだと思います。

 

 

人生には「まさか」が

いっぱい降ってきますよね。

 

 

実は慎重で臆病なわたし

いろんな心配や不安で

危機予測をしていた

 

 

それでも

「まさか私が!」でした。

 

 

心配や不安ばかりしていても

前に進まないし

 

 

「まさか」に備えているつもりでも

「まさか」は想像のナナメ上から

降ってくるもんなんですね。

 

 

と、自分に言っておきます(笑)

 

 

治療中、乳がんになった方の

いろんなブログを読みました。

 

そこから得た情報で

抗がん剤対策をしてみたり

 

来るであろう副作用について

心の準備をしたりしました。

 

わたしが発信することで

乳がんと診断された方から

メッセージをいただくこともありました。

 

 

個人の体験だし

感じ方や表現も千差万別だけど

やっぱり同じ病気を体験した人の話は

すごく共感できるし

これから治療を受ける人も

参考にできる部分があると思うので

 

止まっていた体験談

またぼちぼち更新していきますね。