『捕鯨に関する一考察』(その4)。 | アンダンテでゆこう。

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国際司法裁判所の判決に対しての マスコミや一部政治家の発言も実にお粗末なものでした。

出された判決は南極海での調査捕鯨の現行のやり方での中止。

極めて厳しいとは言えまだ、調査方法や捕獲数など改めれば調査捕鯨再開の道だって残されているし、まして南極海に対しての判決だから北西太平洋では調査捕鯨を引き続き行えます。

にも関わらずまるで調査捕鯨全面禁止みたいな報道に、調査捕鯨なのに食文化がどうのこうのと、反捕鯨の人たちから
「あっ やっぱり商業捕鯨だったんだ。」
と言われてしまうネタを提供してしまう。

マスコミや政治家には、そもそもこそ、しっかり報道・発言して欲しいです。

そもそも調査捕鯨とは何か。
そもそもIWC(国際捕鯨委員会)が、もはや畜産輸出国のロビー活動の場になっている事実。
そもそも国際司法裁判所は連合国が創った組織、
国際裁判(人類の為の公正な裁判)に相応しい場所なのか。

百万歩譲って政治家には言い辛いとしても、
マスコミには是非取り上げて欲しい。

水掛け論の捕鯨・反捕鯨を煽るのがマスコミの仕事ではないと思います。