トイレット操法③ 首と腰で別々の動きをしてみる | 癒快堂・ヒーリングセンター

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 私がまだ若い頃、操体の講習会で3軸操体の応用で、首と腰で別々の動きをするというのを教えてもらったような記憶があります。3軸操体で、首と腰で異なる別々の動きをするのは、3軸を組み立てられない私には、ついていけず大変混乱しました。(今でも頭の中で3軸を組み立てられませんが・・)トイレット操法でも、腰の動きとは異なる首の動きをプラスした方が、からだ全体で、よりしっくり感が出るかも知れません。トイレット操法とは両手で膝を掴んだ前屈姿勢から、気持ちイイように後ろに振り向く運動です。

 

 

 何となく気持ちがイイを求めて下半身の腰を中心にして動かしていきます。次に更に気持ち良さを追いかけて、上半身の首を中心に動かしていきます。例えば3軸操法を使ってトイレット操法をする場合、

 

  1. 下半身はトイレット操法なので前屈固定で左捻じりが良ければ、足も使ってよりイイ感じになるよう左屈曲をします。
  2. 上半身は腰が前屈しているので、首は後屈した方が良くて右に捻じった方が良ければ反対側の左に屈曲します。

 

 上記の例では、分かりすいよう?に3軸を使って下半身と上半身の動きを説明しました。実際は快適感覚を頼りに、もっとテキトーかつ微妙な動きを好き勝手にやればいいだけです。が、そうは言っても、腰から後に振り向く単純な動きだけになりがちです。そう簡単に自由自在に動けるものではありません。

 3軸を使って上半身と下半身で別々の動きをからだが経験することで、気持ち良さを求めて複雑怪奇なグニャグニャな動きが出やすくなるようにと思います。