東京電力福島第一原発の事故で損害を受けたと偽り、賠償金計約8500万円を東電からだまし取ったとして、詐欺罪に問われたNPO法人元幹部・進藤一聡(かずあき)被告(45)=東京都杉並区=を懲役8年とした二審・東京高裁判決が確定する。最高裁第一小法廷(大谷直人裁判長)が、16日付の決定で上告を棄却した。