綺麗なはずの美術業界が一番汚い件について

名画と言われる作品や、様々な美術品を愛でるのは、なんとも目の保養と心に安らぎを与えてくれるもの。そんな美辞麗句が時折目につく。日展や院展等、この国を代表する様々な団体を中心に大規模な収益事業を至る所で展開している美術業界。その内状は決して華やかであったり、また美しいものではない。

日本の美術界の殆どは昔から一部のあるパワーによって牛耳られまたコントロールされてきた歴史があり、農業改革をはじめ、この国の憲法までも変えてしまった戦後のアメリカでさえもアンタッチャブルな部分が、日本の美術界である。

美術における政治と経済は団体展そしてマスコミにより支えられ、また動かされているが、これがとても根深く、一度掘ろうとすれば、知らない内に東京湾に簀巻き死体があがる程、物騒なものなのである。