「イスラム国」がイラク油田地帯に再攻撃、１２人死亡

　イラク北部のキルクークで３０日、過激派組織「イスラム国」とみられる武装グループとクルド人部隊との間で複数の銃撃戦があり、少なくとも１２人が死亡した。

　イラク北部の油田地帯にあるキルクークで３０日、クルド人部隊と「イスラム国」の戦闘員とみられる武装グループとの間で、銃撃戦が起きた。ロイター通信によると、この銃撃戦で、クルド人部隊の司令官１人を含む、あわせて９人が死亡した。

　また、同じ日に、キルクークの警察本部近くに止めてあった車が爆発し、２人が死亡した。その後、銃で武装した３人組がクルド人部隊と銃撃戦になった末、死亡した。

　「イスラム国」の戦闘員は、去年、巨大な油田地帯であるキルクークに攻勢をかけたが、クルド人部隊の反撃にあい、撤退していた。

　ロイター通信は、イラク政府の話として、「イラク軍などが進める第二の都市・モスルの奪還作戦に備えて、『イスラム国』側が、けん制している」などと報じている。

　一方、今回の油田地帯での戦闘によって、原油価格がこの日、１バレル４９ドルまで上昇した。

参考URL:http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2408780.html

＃油田地域で戦闘を行うだけでOPECの管理を少しでも軌道修正を狙え、事実個人投資家の投機レベルではあるが、彼らの脳内はまさにネットゲーム感覚である。