何故日本には高速バス便が無いのか？

海外では、北米等のグレイハウンドを中心に、停車場間を結ぶバスの下腹部コンテナに輸送スペースを設けて、運輸のビジネスを展開している。

これが、東京から博多や青森間等を結ぶ夜間高速バス等が、そうしたビジネスに手を延ばさないのは何故なのだろうか？

日本人のバス移動は、空港へのリムジンバス等でも無い限り、利用客の荷物は非常にコンパクトであり、観光や団体バス等が積載する様な荷物は通常の定期便では、そのスペースに余裕がある。

バスは主に主要都市の幹線と駅を結んでいる。各停留所で素早く荷物を降ろし、そこから更に地方各地へ搬送すれば、小型荷物の大移動に対する費用を削減出来る可能性がある。

共同輸送や、混積といったものを悪いイメージと取らずに、逆に利益共有と他業種間での業務提携等と考えれば、一つの部分からかなりの可能性がある気がする。