アメリカとメキシコ。2つの国の国境となるのが、リオ・グランデ川だ。この国境の川を水上バイクで渡るなど、メキシコ側からの不法入国が後を絶たない。さらに、最近は子どもや親子連れなどの密入国が急増していて、ホワイトハウスも苦慮している。

 アメリカ南部、テキサス州。地元の住民たちがバーベキューを楽しむすぐ横では・・・機関銃を装備した警察の船が川を往来し空からも監視の目が光る。幅およそ50メートルほどの川を境にこちら側がアメリカ、そして向こう側がメキシコだ。今年の夏、この川をアメリカ側に不法に渡ってくる人の数が急増している。

 水浴びをしたり釣りをするなどレジャーを楽しむ人が目立つメキシコ側。午後2時。ジェットスキーに男と1人の少年がまたがった。5分後、戻ってきたジェットスキーには少年の姿はない。ジェットスキーのグループは観光客を相手にする一方で、アメリカへの密入国を手引きする、メキシコのある組織につながっているという。

 「グループは“コヨーテ”と呼ばれて、いろんな人間とつながっていてアメリカの人を脅迫することもある」(保安官)

 機関銃を片手に川向こうのメキシコを警戒する保安官。“コヨーテ”は手を変え品を変え密入国を試みるため、いたちごっこの日々だという。

 「コヨーテはがんみたいな存在。鎮圧しないかぎり増殖し続ける」(保安官)

 今テキサスをはじめアメリカ南西部で急増し社会問題となっているのが「コヨーテ」などの手引きで、アメリカ側に密入国をする子どもたちだ。子ども1人で密入国を図ったケースは前の年に比べて倍以上に増加。また、親を伴うケースに至っては6倍以上に増えた。従来の不法入国者と違い、国境を渡った瞬間、自ら国境警備隊に出頭するケースが続出。大半は、治安が劇的に悪化しているホンデュラスなど中米諸国から命からがら抜け出した子どもたちで、不法移民の収容施設がそうした子どもたちでひしめき合う異常事態に陥っている。

 「保護された人たちには食料品の入ったこの袋を渡しています」
Q.家族につき1つ?
 「1人1つです」(シェルターのスタッフ)

 こちらの教会は、不法移民の親子に着替えや食べ物を提供するシェルターを開設して1か月弱、すでに3000人を保護した。

 「(アメリカにたどり着くまで)何も食べられない日もあった。水すら飲めない日もあった」(エルサルバドルからの女性)

 暴力から逃れるため、エルサルバドルから21日間かけてアメリカにたどり着いた33歳の母と12歳の息子だ。この親子をはじめアメリカ国内に家族がいる場合は、いったん税関の収容施設から解放され処分を決める裁判が始まるのを待つ。

 「子どもたちのために正しいことをするつもりであるが、児童単独で不法入国をすることは非常に危険な目にさらすことである」(オバマ大統領)

 オバマ大統領はこのように指摘したうえで、たとえ無事たどり着いたとしても大半が強制送還となるため、やめるよう呼びかけている。しかし・・・

 「要件を満たすことができたら、とどまることができると思う」(グアテマラから来た男性)
 「今後、裁判があって裁判官が判断すると聞いている」(エルサルバドルから来た女性)

 在留許可がおりる一縷の望みにかけると話す。英語を一言も話せない親子はバスに乗り込み、何千キロ先の親戚の家に向かった。

 暴力、貧困から逃れてきた子どもたちに寛容な措置を求める声がリベラル層を中心にあがる一方で、保守系住民は国境対策の甘さが招いた事態と政権批判を強めていて、オバマ大統領は難しい舵取りを迫られている。

参考URL:http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2258037.html

#日本も非日本国民にのみ認められた苦役をさせる不法移民への特別措置法を制定し、末端の普通科(歩兵)連隊を組織し、兵力の補充を補ってはどうだろうか? 徴兵制問題への不毛な論議を省けるだけで無く、そもそも近代戦に嫌々入隊して来る上に知能も馬鹿な若者は、一から教育のし直しをしなくてはいけない上に、「社会勉強を終えたので、除隊したい」等と言われ、挙げ句の果てには、戦闘時にはヘタレ丸出しで前線から逃亡されては、それこそ税金の無駄遣いと、国防の危機だ。

日本国に留まれるという対価と共に、自衛隊勤務を義務づければ、彼ら不法移民は泣いて日本国への感謝の意を示すと共に、死ぬ気で勤労奉仕に励む立派な兵隊さんとして殉職するに違いない。更には、一般の日本国民よりも特別研修支給額という事で支給給与も平均の10分の1で済む経済的にも優れている。

また、世界的にも自衛隊終身勤務(転職不可)を条件に、不法移民への社会保障の特別手当てもつく、素晴らしく奉仕国家のイメージもつく「美しい国」の誕生である。