おもいっきり、現在飛ぶ鳥を落とす勢いのももクロを、あえてアンチの目線から語ってみよう。

NHKホール横の公園から発したドブ板イメージの濃いアイドルグループのももいろクローバーZだが、集客力10万を超え、いよいよ本格的にビルボードを次期『夢』の射程距離範囲に収める段階に来ると、アンチと逆風に襲われる危険性が高まる。

彼女達にとって、売れた起動に乗った後に重要な事は、何と言っても言葉遣いだろう。銭ゲバ化し数十万単位で膨れ上がるファンが出来ると、中には過激派や勘違いも出て来る上に、ツイッター等で普段の生活を過剰撃破されると、特にその言動が問題となって来る。しかし、彼女達の様に天然と飾らなさを武器にしているグループは、必要以上にTPOを弁え過ぎると、それが逆に仇となり彼女達の個性を殺す事になる。事実はそうではないにせよ、姉妹グループを量産した結果、卒業や脱退等、事務所関連からほころびが出始めると、総崩れの可能性も出て来る。

小保方氏に対する内部リークも、結局は理研内の内ゲバから端を発している事からも、ももクロの没落はモモノフの自暴自棄からはじまる事も予想されるので、一番気をつけるべきは地上派等で放映される内容では無く、垂れ流しで放送される生放送の映像や、街中等で偶然に発せられる一言が切り取られ拡散される事である。

そもそもが現代のITによってそのファン層を広げた経緯があるからこそ、ここが逆に諸刃の剣になって帰って来る事を、爆発的に世界に飛躍する彼女達にとっては、国内がなおざりになりかねない様な状況等も含めて、来年はこの部分を最大限に気をつけねばならないだろう。

事実はそうではないにせよ、個々が出身校や身内そして仲間を招待するような事があると、その情報だけで風の逆算が始まり、個々のメンバーの銭ゲバ感が露出してくる。事実上自らの肖像権さえも抑えられない角兵衛獅子状態の彼女等にその様な事が当てはまる事はまず無く、成人年齢を迎えたメンバーが、ようやく保護者から個人の銀行口座へ手取りが振り込まれる事が可能になる程度である。

さて、元々が高難易度の倍率である女優専門事務所に小学校入学前の段階等からも含めて入った子役達も含めた人選で結成されている彼女達は、圧倒的にアイドル卒業後の保証感が他の事務所とは比べ物にならない程異なる。

そういった妬みや嫉妬は、もはや爆発的に枚挙に暇が無くなっている事だろう。テレビの編集でおかしな箇所が出始めたら、彼女達の飾らない一言がももクロ免疫の無い心の狭いスタッフの逆鱗に触れた瞬間を意味しているのかも知れない。