日本版喜び組が跋扈する今、アイドルを否定する訳では無いが、歌謡界にヒーローが居ないことの象徴だろうか。歌と言う物は分析すれば、旋律があって、そこに歌詞がひっついている。言い換えれば、旋律が優れていれば、歌詞はそうとういい加減でも人はその歌を口ずさみ唄う。それがアイドルの様なそこにパフォーマンス等が加わる芸になると、新たな要素が加わる。優れた歌唱力がある訳でもなく、卓越した演技力が有る訳でもない。そしてビジュアルでも韓流の整形お化け達にかなう訳でもない。そんな中で、嘗てのAKBには一部では有るが、地下系独特の反骨・革命精神の様なものが一部の何処かにあり、恋愛や恋だけをうたっただけではない歌詞が旋律と共にくっついていた。

だが、そろそろこう言ったものも原発と改憲の波に推され、コンプライアンスと公安の対象になって行くかもしれない。