アジアの安全保障問題などについて議論するCICA=アジア相互協力信頼醸成会議が上海で開幕するのを前に、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領の会談が20日に行われ、中国とロシアの蜜月ぶりをアピールした。
CICA=アジア相互協力信頼醸成会議は、中央アジアや中東を含めたユーラシア諸国が安全保障などさまざまな問題について議論する会議で、今回は40以上の国、地域、国際組織が参加した。各国の要人が集まる上海では、警察官らおよそ5万人のほか30万人にのぼる市民ボランティアによって厳戒態勢が敷かれている。
未明に上海入りしたロシアのプーチン大統領は、午前、上海市内のホテルで中国の習近平国家主席と会談した
会談後、両首脳が署名した共同声明では、ウクライナ情勢を念頭に「一方的制裁」と「内政干渉」に反対することや、歴史認識問題で対立する日本を念頭に「歴史の改ざんに反対する」と明記された。さらに、「ドイツファシズムと日本軍国主義への勝利70周年の記念式典を合同で開催する」ことも盛り込まれた。
プーチン大統領にとっては、ウクライナ情勢が緊迫して以降、初めての外国訪問で、中国との強い連携を示し、国際社会での存在感を示す狙いがあるとともに、中国にとっても中ロの連携を強調することで南シナ海での緊張や日中関係でアメリカをけん制する狙いがあるとみられる。
両国間で10年以上にわたり交渉が続くロシアから中国への天然ガスの供給については、合意は見送られたもようだ。また会談の後、両首脳は、上海近郊にある中国海軍の港で行われる中ロ合同軍事演習の開幕式に出席し、安全保障面での連携も印象付けた。
参考URL:http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2205491.html
#中露の枢軸常任理事国同盟が一番世界で厄介な課題だ。しかし、軍事費で両国を足しても米国の4分の1程度では、米国を脅かす脅威ではなく、あくまでも世界安定に関わる案件に留まるだろう。
CICA=アジア相互協力信頼醸成会議は、中央アジアや中東を含めたユーラシア諸国が安全保障などさまざまな問題について議論する会議で、今回は40以上の国、地域、国際組織が参加した。各国の要人が集まる上海では、警察官らおよそ5万人のほか30万人にのぼる市民ボランティアによって厳戒態勢が敷かれている。
未明に上海入りしたロシアのプーチン大統領は、午前、上海市内のホテルで中国の習近平国家主席と会談した
会談後、両首脳が署名した共同声明では、ウクライナ情勢を念頭に「一方的制裁」と「内政干渉」に反対することや、歴史認識問題で対立する日本を念頭に「歴史の改ざんに反対する」と明記された。さらに、「ドイツファシズムと日本軍国主義への勝利70周年の記念式典を合同で開催する」ことも盛り込まれた。
プーチン大統領にとっては、ウクライナ情勢が緊迫して以降、初めての外国訪問で、中国との強い連携を示し、国際社会での存在感を示す狙いがあるとともに、中国にとっても中ロの連携を強調することで南シナ海での緊張や日中関係でアメリカをけん制する狙いがあるとみられる。
両国間で10年以上にわたり交渉が続くロシアから中国への天然ガスの供給については、合意は見送られたもようだ。また会談の後、両首脳は、上海近郊にある中国海軍の港で行われる中ロ合同軍事演習の開幕式に出席し、安全保障面での連携も印象付けた。
参考URL:http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2205491.html
#中露の枢軸常任理事国同盟が一番世界で厄介な課題だ。しかし、軍事費で両国を足しても米国の4分の1程度では、米国を脅かす脅威ではなく、あくまでも世界安定に関わる案件に留まるだろう。