財務省が発表した海外とのモノやサービスの取引状況を示す昨年度の経常収支は、7899億円の黒字で、過去、最も少ない額となった。

 黒字額の減少は3年連続で、外貨を稼ぐ力が急速に衰えている。

 海外への投資から得られる配当などの所得収支は黒字幅が拡大した一方、貿易収支が液化天然ガスの輸入の増加などで11兆円にせまる赤字へと大幅に悪化したことが主な要因だ。

参考URL:http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2199171.html