昨年度1年間の貿易収支は、原油などの輸入が増えたことを背景に、3年連続で過去最大の赤字を記録した。

 財務省が発表した貿易統計によると、2013年度の輸出から輸入を差し引いた貿易収支は13兆7488億円の赤字となった。これで、3年連続で比較が可能な1979年度以降最大の赤字額を更新した。

 輸出はアメリカ向けの自動車などが増えて70兆8564億円と3年ぶりに増加したが、一方で、輸入も円安を背景に原油や液化天然ガスなどが増えたことから84兆6053億円と過去最大となり、輸出の伸びを上回った。

 また、3月ひと月分の貿易収支も3月としては過去最大の赤字となり、21か月連続で過去最も長い期間、赤字が続いている。

参考URL:http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2181088.html