男尊女卑の男権社会に於いて、男性が管轄する地域に女性が活躍する事は基本的に排斥されるのが日本社会だが、そんな泥臭い職場に骨を埋める女性は基本男性と同等の物でなければいけないという観念からこの「美人すぎる○○」という表記は生まれている。そんな概念から逆説的に発想してみると、次の様な事はあまり言われない。

ブスすぎるCA
ブスすぎる受付嬢
ブスすぎる女子アナ
等、

彼らは最初から美人がいて当たり前の職場である。つまり何が言いたいのかと言うと、要するに女性は基本的にはホステス業に徹しているべきで、管理職に就く等言語道断と言った気風もある。逆に男性の職域に女性が来ること自体に反感があり、そこに招かれざる容姿の女性が来た時のイレギュラー感から、態々「美人すぎる○○」という表現が生まれるのである。

言い換えれば、その様に広告代理店やメディア等で表記、紹介された時にはどういう宣伝効果を狙っているのか等、ある種のバイタリティーを考慮しておいた方が懸命だろう。