アメリカ合衆国の次期大統領候補であるオバマ現大統領とロムニー候補の支持率が拮抗して来た。そもそも、がけっぷちにあった米国世論が、清水の舞台から飛び下りた形で当選させた黒人大統領だったが、ここに来て現職が破れる可能性が現実味を帯びて来た。アメリカの政治力学上現職が破れると言う事がどれほどの異常事態かという事はおいておいて、これの意味するところは今後の米中関係の転換だろう。予防線として国務省は中国に対する態度を以前よりも一歩踏み込んだ表現に切り替えて牽制する場面が多くなり、中国政府の神経を逆なでしている。その原因は一重に貿易率の低下だ。金の有る内は黄色人種にも良い顔をして来たワスプも、国内に溢れかえるメイド・イン・チャイナに税関と消費者及び国産製造業者は辟易としているに違いない。中国の豊かさが右肩上がりに成長し、自由解放経済が確立されて、インドと中国の資源需要が拡大されれば、資源の需要増による資源価格等の経済関係者も後押ししただろうが、相変わらず人権弾圧、格差社会、国際基準無視の閉鎖主義で、対外的には膨張主義を取る国家に、デンバー暴動の惨劇を経験している国民性の我慢も限界に近くなって来ている。
日本の尖閣諸島問題における様々な課題は、もはや日中間だけの問題では無くなってきている。この尖閣諸島が万一にでも中国の思う様に進む、もしくは領海内において公然と資源採掘を黙認するような事態になった場合には、日本はアジア各国から失望の目で観られる事になるだろう。今後活発化するであろう尖閣諸島に於ける様々な諸問題に対処する為に、海上保安庁を常に援護射撃出来る様に、海上自衛隊は海上警備行動の発令を常に胸に刻んでおく事が不可欠だろう。もう一つは、フィリピンやベトナム等の南シナ海周辺海域国との間における、集団的自衛権の行使に関する協議を本格化する事も重要だ。
パンダの赤ちゃんが亡くなった後にこんな事を言うのは不謹慎かも知れないが、あえて人間界と動物はわけさせてもらった・・・。改めて、合掌・・・。
日本の尖閣諸島問題における様々な課題は、もはや日中間だけの問題では無くなってきている。この尖閣諸島が万一にでも中国の思う様に進む、もしくは領海内において公然と資源採掘を黙認するような事態になった場合には、日本はアジア各国から失望の目で観られる事になるだろう。今後活発化するであろう尖閣諸島に於ける様々な諸問題に対処する為に、海上保安庁を常に援護射撃出来る様に、海上自衛隊は海上警備行動の発令を常に胸に刻んでおく事が不可欠だろう。もう一つは、フィリピンやベトナム等の南シナ海周辺海域国との間における、集団的自衛権の行使に関する協議を本格化する事も重要だ。
パンダの赤ちゃんが亡くなった後にこんな事を言うのは不謹慎かも知れないが、あえて人間界と動物はわけさせてもらった・・・。改めて、合掌・・・。
