来年の選挙、特にスーパーチューズデー前に米軍をアフガンから凱旋させなければならないとすれば、段階的帰還命令とその後のペンタゴンとの調整を考えた時に6月前がギリギリのラインだった事だろう。既にラディンが死んでいるにせよそうで無いにせよ、そして本当の所在が何処にあるにせよ、オバマは自らをWar Time Presidentから、戦勝者になる事を選んだ。だが、物事を片付けるという意味では彼の偉業はある意味では褒めた耐えられるべきだが、同時に戦争を終わらせた大統領と言うのは、第一次大戦時のウィルソン以外にはこれと言って思い浮かばない。ただ、オバマの脳裏には確実に南北戦争を集結させたリンカーンの事が頭にあった事だろう。しかし、戦争という抑止力を失った国内において、その後の大統領がどういう運命になったかは、あまりにも有名なエピソードであろう。。。