はいさ~い!にひひ

 当初国連本部がNYになる前の経緯の中に、常時航海をおこなう船のうえに国連を設置し、世界の海を恒久的に周航するという、まあ驚くべきものも提案されていたようだw。しかし準備委員会ではしだいに、ソ連、中国、オーストラリア、チェコ、ラテンアメリカを含むほとんどの国がアメリカを望みはじめたんだとか…w。これは国際連盟にアメリカが最後まで加盟しなかったことが第二次世界大戦をおこしたと考えていた各国の指導者たちが、アメリカを国連に巻きこむ重要性を痛感していたためということらしいのだが…w。それで米各地の都市が五輪宜しくの招致合戦を展開したり、欧州諸国がヨーロッパに本部を置くことにこだわったり、アメリカなら自国に近い東海岸でなくては嫌だとかと紆余曲折はあったものの、結局ジョン・D・ロックフェラー二世がNYに本部を置くのなら敷地代の莫大な金額の寄付をすると言い出し、当時のコーデル・ハル米国務長官の尽力もあって、最終的にはNYに決まった。…んで、その当の御本人ハル米国務長官は回想録の中でこう述べちょるw。

「国連がうまく機能しないからと言って国家主義や孤立主義に戻ろうとは言うまい。平和のための最大の貢献は常に国連の枠内で国連と共に努力することであり、その構成を高め、その決定が直ちに受諾されるよういつも機会を見失わないことである。」(↑いや~近代のアメリカ指導部野郎共の寝室に無限リピートで一兆回聞かせてやりたいでつなw。(苦笑))

 ばってん、私心や国益だけ考えたわけではないアメリカ人の熱意もあったかもしれんし、むしろアメリカに本部があるからこそアメリカは国連を完全には無視できないということなのでせうw。それやさかい、たとえ実効力の乏しい国連でもアメリカ主導の私兵?の集団というよりも、一応公的な意味合いがあった方が良いんかな…ちゅ~のが、今のところの世界中の過半数意見ちゃうやろうかw?。せやけど、あくまで建前やねw。人間はこの建前で生きている悲しい生物…。

 「現場を無視した中央からの命令」とは逆に「中央から言う事を聞かない現場の首を切る」何処かの国の指導者もおりますしな。(苦笑)…というのは、軍隊に限らず会社でも何でも人類の組織の普遍的問題で、古くは「孫子」にも「王命と言えど戦場では場合によっては従わなくてもよい」な~んつう意味合いの言葉があるような無い様な…でやんすからなぁw。
 
 ほんじゃあ、法治国家言うたら何が理想か言うたら、そらいつまでも子供でも分かる裸の王様的な解釈云々はやめてやね、軍隊にするならするで、歯止めをきっちりつける。しないなら、しないで「サンダーバード(国際救助隊?)」の面を重んずるとか。現場と現実に基づいた「法」できっちりと定めてもらいたい。これは改憲護憲戦争反対云々では無しに人間の常識じゃw。そもそも非核三原則なんてもんは、言った本人が核持ち込みを裏で容認しとった虚構極まりないパンドラやねんから、そもそもの解釈云々なんて中途半端が一番良くない。法治国家たる資格なしだべなw。

 あれ?そもそもアメリカに牛耳じられとる国連を批判するつもりで書いたのに、何故かいつもドメスティックな批判に帰結するのは何故でせうw? Because I am Japanese だからであるのですよんw。お後が宜しく無い様だっちゃわいや…w。ではでは