禅を実践~豊かな心を手に入れる~
【光陰可惜時 不待人】
こういんおしむべしとき
ときひとをまたず
意味:時が過ぎるのは早く、人の氣持ちがついていけなくても
待ってくれない。過行く一瞬を今を大切に生きることが
重要。
だれでも言ってもらって心地よい言葉の代表が
「ありがとう」ではないでしょうか。
言いそびれて、あとで伝えても
せっかくの思いが色あせてしまいます。
言われた方も「ああ、あの事ね。
お氣使い無用に・・・・」となってしまうのは
タイミングが悪いから。
レストランで食事を運んできてくれたら
「ありがとう」
バスやタクシーを降りるとき、
エレベーターを降る際、
通りやすくしてくれたら「ありがとう」
電話を取り次いでくれたら
「ありがとう」
その場で感謝の氣持ちを伝えられる人は
誰の目からも「「美しい人」に違いありませんね。
きっと周りの人の心も和ませているはずです。
参考:禅語エッセイ(ひらたせつこ)
禅が教えてくれる美しい人をつくる
「所作」の基本(桝野俊明)
最後までお読みいただき