子どもには自己肯定感の高い人間になって欲しい。

 

そう思いながら子育てをしているママがとても多い一方で、

ママ自身の自己肯定感は低め…そんなママが多い現実がありますが、

ママの自己肯定感は子どもの自己肯定感に大きな影響を及ぼすのです。

 

子どもの自己肯定感を高めたければ、

まずはママ自身が自己肯定感を高めることがとても有効。

 

こちらの記事では自己肯定感の高め方についてお伝えします。

自己肯定感の高め方~4つの方法~

自己肯定感の低いママ

自分を褒める

自己肯定感の低い人は、「自分なんか」という考えを強く持っています。

 

自分の存在や自分の行動、考えなどに対して肯定的に捉えるのが苦手です。

自分の出来たことを出来たと認めてあげること、これが出来るようになると、

自分に対しても肯定的に捉えやすくなります。

 

そのためには、まずは毎日自分のことを褒めてあげることが大切です。

 

子どもとの毎日の生活で、ママは褒められることがたくさんあります。

  • 誰よりも先に起きて、朝ごはんや子ども達の朝の支度を始める
  • 子どもが元気に一日を過ごせるように朝食を準備する
  • 子どもがスムーズに朝の支度が出来るようにサポートする
  • 子どもが忘れ物をしないように確認してあげる
  • 家族に朝一番に気持ちのいい挨拶をする

自分を褒めたいママ

これらのことを「当たり前」と思えばそれまでですが、

誰でもいつでも必ず出来ることではありません。

 

当たり前のことでも、それが出来る自分を認め、

褒めてあげることが出来ると、

「出来ている自分」にたくさん気づいてあげることが出来ます。

 

意識をしないとどうしても

「無いもの」や「出来なかったこと」「上手くいかなかったこと」

に人は注意が向きがちになってしまいます。

 

それらは目にとまりやすいからです。

でも、この無いものへ注意を向けるのではなく、

今あるものに、

出来ていることに注意を向けることで、人の気持ちはポジティブに転じていきます

 

毎日、一日の終わりに自分を褒めてあげることをしてあげることで、

「自分なんか」という考えよりも、自分を肯定的に捉えられる気持ちが育っていきます。

 

どんなにダメダメで冴えない日であったとしても、

必ず3つは自分のことを褒めてあげる

 

これが出来るようになると、

自然と子どもや周りの人の事もたくさん褒められるようになります。

 

まずは自分を上手に褒められるようになりママ自身の自己肯定感が上がり、

そして子どもに対しても褒め上手になることで、

子どもの自己肯定感もますます高めていくことが出来ます。

 

「自分褒め」ぜひ毎日継続していきたいですね。

感謝の気持ち

感謝の気持ちを持って家族と過ごすママ

 

毎日の生活の中で「ありがとう」という感謝の言葉を言うことがどれくらいありますか?

 

何かをしてもらった時に、そのことを「当たり前」と感じるのか、

それとも感謝の気持ちを持って「ありがとう」と相手に伝えるのか、

その意識と行動の差は実はその人の幸福感にも影響するのです。 

 

人は、感謝の気持ちを相手に伝えることでオキシトシンという幸せホルモンが出て、

幸福感を増すことが出来るのです。

 

この感謝の気持ちを持つことで、

人は幸福感を増し、前向きに物事を捉えられるようになるのです。

 

自己肯定感の高い人は、自分自身や周りの人の良い所をたくさん気づき、

認めることが出来ます。

 

いかに感謝の気持ちを持てるようになるかを変えていくことで、

幸福度が高まり、結果的に自己肯定感を高めていける要素となります。

 

日常生活の中で、誰かが何かをしてくれた時に「当たり前」と思っていると、

そこに幸せは生まれませんし、

もしそれがなされなかった時には逆に「不満・不服」というネガティブな感情が生まれてしまいます。

 

例えば、パパが家事分担でゴミ捨ての係だったとします。

分担していることなので、ゴミ捨てをするのは当然かもしれません。

でも、この毎日のゴミ捨てをしていることに「ありがとう」と言ってみると、どうでしょう。 

 

おそらく「ありがとう」を言われたパパも嬉しいし、

あなた自身も少し幸せな気持ちになってくるでしょう。

 

これがオキシトシンの効果なのです。

 

一方で、「ゴミ捨てはパパの担当なんだからやって当然でしょ!」

という気持ちでいつもいると、

もし朝とっても急いでいたパパがゴミ捨てを忘れてしまった時なんか、

怒りの感情が出てきてしまうかもしれません。

 

 「なんでパパがやるべきことをやってないのよ!私がやなくちゃいけないのよ!」と。

 

何か特別なことがあった時に相手に感謝の気持ちを持つことは、

多くの人がしていることでしょうが、特別なことがないという日が普通は多いです。

 

でも、当たり前かもしれないことに感謝の気持ちを持つことが出来たならば、

毎日感謝の気持ちをたくさん持つことが出来ます。

 

上記の自分褒めと合わせて、この感謝の気持ちを毎日誰かに持つことが出来るということは、

ママ自身の幸福度に直結します。

 

寝る前に、これらのことを考えるようにすると、

幸せホルモンのセロトニンが分泌されます。

 

このセロトニンは眠気を誘うメラトニンに変化をするので、

幸せな気持ちを感じながら、毎日眠りにつくことが出来るようにもなります。

 

寝る前に誰かに対しての感謝の気持ちをかみしめる。

そして隣で眠りにつく子どもやパパに「今日は〇〇してくれてありがとう」と言葉にして伝えることで、

ママ自身も周りの家族も幸福度が上がっていきますね。

 

自分の短所やダメだったことに「そんな自分もいる」

自己肯定感とは、自分の全てをそれで良し、と出来ることです。

自己肯定感の低い人にありがちなことは、短所や失敗に対して、

「あぁ、だから自分はダメなんだ」と失敗したという1エピソードを自分全体の評価のように捉えてしまうことがあります。

 

何か失敗したことがあった時、まずはそれがあった出来事として受け止め、

そして「そんな自分もいる」と心の中で唱えてみましょう。 

 

失敗したことが悪いとか、そんな自分はどうだとか、

失敗に対する評価ではなく、

失敗したことがあったということを受け止める。 

 

そして、その「失敗=自分」なのではなく、

「失敗した。そんな自分も自分の一部としている」というように捉えるのです。

 

自己肯定感が低いうちは、なかなか失敗したことを受け止められなかったり、

失敗する自分を許せないこともあります。

 

そして自分に対して「○○すべき」という考えの強い人にとっては

なかなか受け止めることが難しいことでもあります。

 

ただ、こうした受け止めも練習です。 

 

少しずつ、そんな自分がいるんだ、そんなこともある、

ということを受け止められるようになっていくことで、

「色々な自分がいる。その全部を含めて、

自分は自分でオッケー」というように思えるようになります。

 

少しずつ受けとめの練習を積み重ねていってあげたいですね。

 

 

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