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ママと子どものための心の相談室
こころラボ代表
公認心理師*臨床心理士YUKAです。
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10月も残り1週間
11月になると…
今年度3歳になった(なる)お子さんのママ達は
「幼稚園入園面接」
というイベントが待っていますね。
今年はコロナの影響で
通常とは異なっていることもありますが
春から幼稚園のプレに通わせて
入園準備をしてきたり
そろそろ
「お名前は?
好きな動物は?」
なんて模擬面接ごっこをして
入園面接の準備をするママもいるでしょう。
今日はそんな面接を目前にしたあなたに
入園面接で大切なこと
お伝えします。
というのも
実は今週
我が家の次女が入園面接があり
集団面接だったので
他のお子さんの様子も良く見えたのですが
なんとか取り繕いたいママが
「あ~…」と思う対応をして
よけいに状況悪化
ということを多々目にしました。
まず始めに
入園面接といのは
ママにとっても子どもにとっても
「非日常」です。
つまり、慣れていない
どんなことがあるかわからずドキドキする状況。
そんな中、ママもですが
子どもも緊張をして
「普段通り」ではなくなるものです。
いつも大きな声でお返事出来る子も
緊張して声が小さくなったり
初めてのお部屋が気になって
ウロチョロしたり
そうなることは「当たり前」です。
そして、面接をしている幼稚園の先生は
幼児教育のプロですし
これまでも多くの親子をみているので
面接という緊張する場面で
子どももママも「普段の顔」が見れるとは
思っていません。
大切なのは
その緊張する場面を
どう乗り越えていくのか
ということです。
子どももママも
緊張しながらも
受け答えが出来れば
それはそれでいいでしょう。
子どもがそうでなかった時には
「受け答えが出来ないからダメ」
ということはありません。
子どもの不安が高いとき
子どもが親にどのように助けを求めるのか
そしてその子どもにどう対応しているのか
「親子の関わり方」
というものが面接では大切になります。
子どもが不安になった時
ママに助けを求める
つまり、ママに甘えてきたり
しがみついてきたりすることは
親子関係が良好で
ママが子どもにとっての「安全基地」として
機能している証拠です。
ですから
子どもがママから離れられなくても
「とにかく椅子に座って!」
と無理矢理突き放す必要はありません。
まずは不安な子どもの気持ちを受け止め
「ママと一緒に頑張ろうね」
と子どもが自分で椅子に座れるか
きいてみてください。
不安になりやすい子は
少し時間がかかるかもしれませんが
「ママがいるから大丈夫」
と思えたら、自ら椅子に座れます。
この時子どもの気持ちを無視して
とにかく椅子に座らせようとすると
子どもは不安なのにママが抱っこしてくれなかった
ということでよけいに不安が高まり
椅子に座ることを断固として拒否するでしょう。
また、
面接で先生の質問に子どもが答える場で
子どもが発言出来ない時
暫くは見守るようにしましょう。
先生が子どもに質問をしているのに
子どもに考える時間も与えないで
すぐに割り込むママがいます。
「この子は緊張屋さんだから
私が間に入らないと答えられない」
そう思って助け舟をだしているのでしょうが
入園面接では
子どもが答えられる質問しか
通常はされません。
「好きな動物は?
好きな食べ物は?
どんな遊びが好き?」
質問自体もシンプルで
子どもがわかりやすいように
質問されるでしょう。
子どもは質問自体は理解をして
どうしよう子どもの中で葛藤しているのです。
すぐに答えが言えない子ども程
その葛藤は大きく
それを乗り越えるのには
勇気がいります。
そんな葛藤の時間は
子どもの成長のためにとても大切です。
それを与えない
(つまり見守らずすぐに割り込みをする)
親というのは
子どもの力を信じていなかったり
子どもの成長の機会を奪っていることになります。
先生の質問にスラスラ答えられなくてもいい。
答えようと頑張る姿大切。
そんな気持ちで少し見守ってあげましょう。
しばらく見守って
それでもなかなか脱せない時には
ママからの助け舟もいいですね。
と色々書いてきましたが
子どもにはそれぞれ気質やパーソナリティがあります。
子どもの個性ってとても豊かですよね。
その個性を持った子どもと
これまでいかに関わって生活してきたのか。
そのほんの一部が見れるのが
入園面接なのです。
なので、この1週間で何かしよう!
と思っても、本質的なところはあまり変わりません。
が、
少しでも面接をイメージして
「面接ごっこ」
で受け答えをする練習をしたり
面接時のお洋服を何度か着せて
着心地に慣れさせてあげたり
「非日常」の場である面接に
少しでも慣れさせて
本来のその子らしさが
発揮しやすいように
ママが準備出来ることはありますね。
入園面接を通して
幼稚園側も幼稚園にあう親子か見極め
そして受験する側も
本当に子どもを3年間通わせたい幼稚園か
お互いに吟味して
大切な子どもの幼稚園選び
していきたいですね。
何かお気づきの点があったら、ぜひフィードバックしてくださいね。
みなさんの声を聞かせていただくのを楽しみにしています。
今日も読んでくださりありがとうございました。
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