隆弘side
ん...
隆「宇野ちゃんまだかな~...」| 壁 |д・)
ガチャっ
はっ!
シュタッ!
実「ただいま...」
隆「みーちゃこっ♡」
ぎゅっ
実「ちょ、抱きつかないでよ!!」
隆「ごめんごめん笑」
だって、
早く会いたかったから
1秒でも早く宇野ちゃんに会いたかったから。
実「はい、お鍋しよっか」
笑顔でキッチンに向かう宇野ちゃんの背中を見つめる
何かあった、絶対に何かあった、
いつもの宇野ちゃんとちょっと違う気がする...
撮影から一緒に帰ったときは、
全然変わった様子なかったんだけどな
しっくりこない...
実「にっしー?」
隆「え、あ、
俺先に風呂入るわ」
実「そっか、もうすぐ出来るからね」
宇野ちゃんの返事も聞かずに風呂場へ駆け込んだ。
子供みたいかもしれなけど、
今はこの気持ちをスッキリさせたいだけ
本当は一緒にお風呂入りたかったのにな...♡
・
・
隆「おーうまそ!」
実「迷ったんだけどね、
にっしーが一番大好きなキムチ鍋にしてみた♪」
すっごい美味しそう、美味しそう、
だけど......
隆「何でここにキュウリの漬け物?」
実「だって直也くんがくれたんだもん」
リーダー!!

隆「食べて下さい...泣」
実「もう、しょうがないなぁ笑」
実「じゃあ乾杯ッ」
隆「んっ」
ビールを一口ぐいっと飲んで、
宇野ちゃんの顔を見つめる
何か、本当に今日は元気がない気がする
実「ん、どうした??」
その声と同時に手を伸ばし、
宇野ちゃんの頬にピッタリと重ねた
冷たい頬...
実「にっしー...手あったかいね」
隆「宇野ちゃんのほっぺ冷た過ぎ」
実「ふふっ、そうかな......」
何で、そんなに悲しそうな顔するんだろ
そんなに俺が信用ない?
実「ねぇ、」
隆「んー?」
宇野ちゃんがくっついていた俺の手を握って、
優しく微笑んだ。
実「どこにもいかないでね」
そう言った宇野ちゃんの瞳は、
寂しさと悲しさが入り交じっていて
とても辛そうだった。
隆「宇野ちゃん、何かあったの??
今日帰ってきてから変だよ。
俺のこと嫌いになった...?」
実「ううん、違うの
ごめんね心配かけて」
隆「そっか、まぁ食べよ」
実「うん」
その日は一緒のベッドに入ってちゃんと抱きしめてあげた。
胸の中ですやすやと眠る宇野ちゃんに安心したのもつかの間、
実「んっ......やだ.......」
隆「宇野ちゃん?」
実「やめてよ......
やだよ、とらないで......」
いきなり少し泣き出す宇野ちゃんに驚きつつ、
手を握って頭をなでてあげた
隆「ちゃんと俺がいるよ
だからほら、泣かないでね」
実「やっ... .....さん やめて...」
".....さん"
涙でよく聞き取れなかったけど、
だれかのことを嫌がっている様子だった
実「ん...っん......
あれ、にっしー?」
隆「宇野ちゃん...」
実「え、私何泣いてんだろ」
隆「辛いことでもあった?」
実「わかんない、でも涙が止まらない...」
そう言ってまた泣き出す宇野ちゃんを、
今度は強く抱きしめてあげた