AAASTORY♡あここ

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AAAの妄想小説を主に更新していきます(*´∀`*)ノ。+゜*

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※本当に気まぐれな月1くらいの更新で、
Aスト1年生の駆け出しです笑

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実「あ.....」




私だけのヒミツの場所。

そこにあたかもなじんでいるように寝転んでいる人。



西島 隆弘 先輩...?




あの、弓道部のエースで有名な先輩が
何で私の目の前にいるの。




実「あの....」



隆「ん....」




起きているのか、寝ているのかわからないような返事で応えて、

その茶色い少しくせのある髪の毛をかき乱す。



その姿に少しうっとりしてしまったけど、
今はそれどころじゃないって気を引き締めてもう一度大きな声で言った。



実「あの!」



隆「なーにー...

さっきからずっと聞こえてるんですけど。」



いきなり振り向かれて、顔を近づけられる。

その綺麗な目と唇に一気に魅了されてしまう私。



実彩子、いけない、ダメダメ。

いくら先輩だからって、意識しないの。



実「だったらちゃんと返事をして下さい。

それと、そこ.....


私がずっとキープしてたんですけど。」




顔を一気に引き下げて、
鋭い視線を先輩に向ける。





隆「ふふっ、面白いじゃん。

君は何しにここにきてんの?」



実「君って...

私の名前は 宇野 実彩子 です!


別になんだって、いいじゃないですか。」



そう返すと、
じーっと目を見つめられて何か私の中を探られている感じがする。


しーんと静まりかえった校舎裏に、
野球部のバットの音がカーンと鳴り響く。

それと同時に隆弘先輩も体を起こした。




隆「さ、ぼ、り、でしょ?」



右の口角をあげてニヤッと笑い、
私はもうどうにもできない状態。





隆「いいよ、俺もう行くから。自由に使って。


でも、宇野 実彩子 だっけ? 

話ぐらいいつでも聞いてやるよ。何か理由があるんだろ?」








私は今、

隆弘先輩のマジックにかかっている気がする。





先輩、どうしたらいいですか?