資格ビジネス自体が「家元制度」と思えば、それは悪くないこととは思います。それほど悪くないことだからこそ、私からみたら残念に感じることも多々あります。

 

 

 

  1. ある「素敵なこと」を多くの人に広めたい。
  2. 「素敵なこと」だから求める人はたくさんいる。
  3. だから1人では教えきれない。
  4. 「素敵なこと」を教えられるレベルの人を増やす。
  5. その物差しとして認定制度を設けて、「教えられる人」を育てる。

 

 

その「素敵なこと」が本当に好きで、実際に教える側になるかは別に、そのレベルまで技量を高めたい…ひとつとして認定制度を受け入れるのはいいですよね。

 

 

だけど所詮民間の資格。

 

「その資格があると就職に役立ちますよ」みたいは触れ込みには、そんなものなくても第一線で活躍している人はいるのに…と思います。

 

 

どう考えても認定制度なんてなくても楽しめるのに、だけどちょっとコツを教えて欲しい…だからどこかでレッスンを受けようと思っていても、認定講習みたいなのがセットになると、そんな認定いらないから安くして欲しいと感じ、ほかの教室に通います。

 

せめて「インストラクター養成コース」「一般コース」が分かれていたらいいのに。

 

一般コースで少しやってみて、さらに技術や知識を深めたいと思った人だけが養成コースも受講とか、客に選ばせてほしい。

 

 

どんなに「素敵なこと」であれ、受講クラスに認定講座しかないスクールは、教える内容そのものよりも、認定試験料や更新料で稼いでいるとしか思えません。

 

 

さらに深く掘り下げると、結局は胴元しか稼げないようなことも想定できますが、それはまた別の機会で書いてみようと思います。

 

 

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