よく、セルフブランディングを構築するにあたり、自分軸が…といいますが、自分軸って実はブレたっていいのかもしれません。
うさくま堂デザインも、最初は女性の個人事業主が大半でした。
特に仙台にいた時は、私自身が「フリーランスの女性」ということもあり、知り合う方も同様だったかと思います。
そうすると、やはりお客様になる方も、女性の個人事業主。
だから最初は「女性起業家の欲張りをかなえるデザイン」というキャッチでした。
ですが、それだと男性のお客様からのオーダーが入りません。
実際には、数は少ないもののお仕事をいただいており、実績があるのです。
よくターゲットを絞れと言うけれど、絞りすぎてしまって逃してしまうのはもったいない話です。
だから、「起業家の想いをカタチに」
名刺から始まり店舗内装のご提案まで。
特に東京では、本当にいろいろなお仕事の引き合いをいただいています。
40も半ばになっても、日々勉強です。
どんどん自分軸がブレて、その振り幅を広げたいものです。
とはいえ、自分軸を大事にと強く仰る起業家に限って、1年も経たないうちに「こんなのは私じゃない」とか「生まれ変わった」とか言って、異なる事業を展開。
それは「自分軸」がないのであって、ブレているとはちょっと違うかもしれません。
「こんなのは私じゃない」なんて言ってる時に出会ったお客様は、たまったもんじゃないですよ。
そのお客の1人が私という経験をしたので、少々感情的に書いてみました。