かさこさんのブログで、子育てママが仕事をしたいと思うなら考えるべき5つのステップという記事が、Facebookでたくさんシェアされています(私もしたけど)。
起業・フリーランスの人も、会社員の人も、男性も…
自分のことに落とし込んで見ると、いろいろ生き方のヒントになりそうです。
1:自分が働かないと生活できないのか?
我が家の場合、現状はNoです。
でも、明日もNoでいられるか、わかりませんよね?
離婚なり死別なり…だけではない。
夫の会社がどうなるかなんて、今のご時世わかりません。
その時、Noでなくなった時に動いても、私にできる仕事があるなんて限りません。
2:なぜ仕事をしたいのか?
1に書いた通り、いつ働かなくてはいけない状態になるか、わからないから。
よく選ばなければ仕事はある…というけど、仮に選ばずに雇われた仕事に就いて、果たして長く続くのかは疑問です。
学生の頃はマクドナルドを中心にいろいろバイトもしてみました。マクドナルドは3年続いたけど、今やってみて続くかはわからない。
となると、やっぱりデザインもしくは関連する仕事を選ぶことになるから。
その時に、選ばれる自分でありたいから、今フリーランスで仕事をしています。
就職できたらいいけど、夫の転勤が多く子どもが小さく年齢も40半ば。こんな条件で雇いたい会社なんて皆無。
フリーで自分で仕事を生み出せるようになったほうが早く、それができれば「一緒にやりたい」と思ってくれる会社に出会える可能性が上がります。
3:それは仕事でなければならないのか?趣味じゃダメなのか?
デザインの仕事、簡単そうに見えてハードです。
Macとイラレ使えたらOK…なんてもんじゃない。
写真は趣味の延長ゆえ、デザイン依頼された方に対して撮影します。バイクは完全に趣味。
それに対してデザインは趣味とは違います。
4:本当にあなたがしたいことなのか?
趣味ではないので、お客様からの依頼ありきで制作します。
その依頼を噛み砕いて、お客様の想いを具体的に形にする…
様々な制限や制約もあるのが「アート」と違う所で、やりがいに感じているから。
学生の頃から「アート」よりも「デザイン」の志向で考えていました。
ただ、それだけだとちょっとつまらない。
本当はもっと趣味としての「アート」な部分も、生活に取り入れたいですね。
5:お金をもらって仕事にするなら子育てを言い訳にしない覚悟はできているか?
逆です。
実は、仕事を言い訳に子育てから逃げているんじゃないか…そんな思いがあって、今のまま仕事を続けてよいのだろうか、特に東京に引っ越したあとの生活リズムが、家族で私ひとり掴めていないような気がしています。
仙台にいた頃とは違い、戻ってきたら仲間もいますので、人と会う機会や約束が意外にも多いです。
夫の出勤時間も変わり、保育園の時間も変わりました。
保育園にぐずる息子、家事を以前ほどこなせていない自分。
夫は仕事をする自分にとても協力的ですが、もし家族の想いに反するようなことがあれば、その時に自分が何も改善できなければ、あるいは全く仕事として回らない時は、その時うさくま堂デザインは廃業ですね。
うさくま堂のセルフマガジンを作り直し、事業内容を見直しています。
その過程でフリーランスは向いていないんじゃないかと、漠然と思う日が続いていました。
一度「なぜ今この仕事をしているのか」見直してみると、今の生活で大事なことや優先させることが見えてくるように思います。