デザインというと「洗練されたオシャレなもの」が良しとされがちですが、本当の目的は「相手にきちんと伝わるもの」
どんなにシャープでかっこいいものでも、洗練されすぎて伝わらなければ視覚伝達という観点では不合格です。
どんなにシャープでかっこいいものでも、洗練されすぎて伝わらなければ視覚伝達という観点では不合格です。
車メインの生活から、電車移動が中心となりそうな今日このごろ。
これまでほとんど乗ったことがない都営地下鉄に乗る機会があり、三田線から神保町駅で都営新宿線に乗り換える機会がありました。
神保町は三田線、新宿線のほか、東京メトロ半蔵門線の3つが乗り入れる駅。
サクサク乗り換えできるのか…と不安もありましたが、こんな分かりやすいものがホームに書いてありました。
新宿線でどちらに乗りたいかが、ホームの床に色分けされて、矢印になっているのです。
毎日慣れている人にはどうってことないですが、初めての場所でコレはありがたい!
神保町はさほど大きな駅ではありませんが、Wikipediaに掲載されている1日の平均乗車人数は約20万人。朝夕の通勤ラッシュは混乱しそうですが、実際はこのガイド動線で整理されているのでは?
単に文字が書かれて線が引いてあるだけ。
オシャレ感も洗練度合いもありません(むしろ野暮ったいか?!)
でも、きちんと行き先が伝わらないと、異なる行き先ホームへ行ってしまいます。
しいていえば、マゼンダが都営大江戸線っぽいのが気になるかもしれませんが、大江戸線開通前からのサインかもしれません。
オシャレなサインで迷うより、普通でもわかりやすく明確なもの、伝わるという結果がだせるものが、デザインの本質だなと感じました。
「起業家の想いをカタチに」うさくま堂デザイン 竹村 由佳
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