【お友達価格とお友達サービス】
お友達価格にしてはいけない、なんてことは様々なブログで言われていますよね。物販でもサービス業でも、店舗やサロンを構えているとあまり起こり得ないかもしれませんが。
デザイン業で、個人同士でのお取引において発生する、頭を悩ます問題でもあります。
デザインの場合、正直原価はあってないようなもの。あるとすれば、デザイナー個人の能力です。
でも、その能力を高めるために何冊も本を買って読み、高いソフトやフォントに月々お金を使います。デザインも早く仕上げる能力も必要ですしその努力は惜しまないものの、必ず必要な時間はあります。
また、デザインを仕上げてからは印刷に対応するデータを作り、印刷会社に注文、多々チェックを行った上でのデータ入稿、納品までの印刷会社との連絡のやりとり、万一不備があれば問い合わせたりしています。
だから、お友達であれ誰であれ、適正な価格で受けるものです。
むしろ、お友達価格を要求する方がいたら、それはお友達ではありません。
全力で逃げましょう!
逆に、金額で妥協しないのであれば、お友達サービスはより高いものになります。「ここまでやるかーーー」ってくらい、納期を守り高品質な作り込みを目指します。
間違っても「お友達なんだから」と手を抜いたりはしないでくださいね。
少し親しくなった方から…
・前回の施術内容を忘れられた
・依頼して預けた商品を忘れられた
・予約の変更をいつも頼まれていた
・約束の時間をいつも大幅に遅らされた
・あきらかに不要なものを押し売りされた
・あきらかに似合わないものを勧められた
…etc
むしろ、サービスの質があまりにもひどく低下しているなら、それはお友達ではありません。
都合よく利用されているだけなんですね。
その現実は認めたくないかもしれませんが、受け入れて幸せになりましょう!