ごきげんさまです。

ちょっと驚きのテーマでびっくりさせてしまいますが、私的に夫が帰ってきたような気がしたということです。夫が亡くなって約1年半程になります。時々夢に出てくることはありましたが、さほど会話もなかったのです。しかし、昨日の夜中には夢ではなくて目覚めている時、なんとなく近くで話し合う感じがありました。

先日の断捨離祭りで川畑のぶこ先生がブッダの言葉を講演の中で話されました。ブッダ言わく「執着ほど人間を苦しませるものはない。人間がもっとも執着するのは命や健康ではなく、モノの見方や考え方である。」と。モノの見方や考え方を変えること、手放すこと程難しいものはない。

夫のモノの溜め込みは私の10倍以上ありました。そして、考えを変えたりすることは恥ずかしいと思うような人でした。前言撤回なんて決してできない人でした。自分が正しいと思っているから、謝るということは一度だけでした。それも言葉で言うことができずsorryと記されたピンバッチを買ってきたのです。

昨夜は「私も悪いところがあったね、ごめんなさい」と伝えると「僕も悪いところがあったよ、どっちも悪かったんだよ、お互い様だったんだよ」と言っていました。今まで、自分か夫かどっちの方が悪かったんだろうと思っていましたが、お互いが悪かったという視点はなかったです。夫が言うには、あちらに行って、モノも肉体も考え方も手放したら身軽になってとても楽になったとのことでした。本来の優しい夫が現れたのだと思いました。

息子にも話しました。息子の優しいところは父親譲りなんだよねと伝えておきました。

もやもやしていたものがハラリと落ちたような気がしました。