前回は、メール相談をビジネスとして考えると、主に以下の 形態があると書きました。
① 背景にある商品やサービスを提供するきっかけとしてのメール相談
② コンサルティングを提供するためのメール相談

今回は、分野をバスコンに限って考えてみたいと思います。

例えば、DVD販売と連携して、相談メールを提供すること はあり得ると思いますが、これはどちらかというと①「商 品・サービスの販売につなげるマーケティング手段」のパ ターンに近い。
従って、その後に何につなげて収益を上げるかを考える必要 があります。

そうではなく、バスコンというくらいだからコンサルティング内容でしっかりと課金するという②のパターンを考えます。
一往復のメールのやりとりに、例えば1000円又は500円の 価格が設定できるでしょうか?
提供する側からすると、個別の相談内容に応じて考えたりし なければならないので、1000円では「やってられない」とい う感じかも。

一方で、お客さんの立場からすると、熱心にブログを読んで 多少の親近感はあるでしょうが、基本的には見ず知らずの人 からのメールで、マッサージという映像で見ても分かりにく いことを文章で教えてもらうというサービス。

仮に、この二つが折り合って、1000円とれたとして、月10万 円稼ぐには百件の相談申込みが必要。

こう考えると、ビジネスを度外視して趣味や生きがいとして バスコンをやる場合は別として、バスコンで生計をたててい くと考えた場合には、事業収益の柱は、メール相談以外で確 固たるものが必要な可能性が高いと思われます。

もちろん柱は一つである必要はないので、補完的な収益源と 考えるとことも可能だと思います。
とはいえ、千円も課金できるか?月に何件の相談が見込める か?ということを踏まえれば、そんなに大きな補完とならな いのではないでしょうか。

では、どのようなビジネスモデルがバスコン分野ではあり得 るのでしょうか。
次回は、そこを考えてみたいと思います。