自分の気持ちを整理する為の文章。
正直な気持ちは、また4人で音楽を楽しんで欲しい。
ただ、そのためには、向き合って双方の行動の理由・気持ちをさらけ出し合う必要があって、その上で分かり合える・もう一度信頼し合えると感じることが出来たら、未来の可能性があるんだと思う。
誰かが、何らかの無理をし続けなければならないのであれば、道を分かつ選択をするしかない。
自分から見えていた世界だけで言えば、こんな未来が待っている想像が出来なかった。1ミリも。
これまで、いくつかの好きなバンドのメンバーが脱退した。
「音楽性の違いがあったのか」「目指す先は、仲間とではなく個人活動だったか」と、ある程度フラットに捉えることが出来た。
ボーカルが脱退した時も、「もう音源でしか、この楽曲を最も好きな状態で聴けなくなってしまうのか…残念。」くらいで消化できた。
でも、彼らだけは、すんなり飲み込めなかった。
信じられなくて、3日くらいなにも手につかなかった。(偶然、タイミングがお仕事3連休と重なったことだけが救い)
人生最推しの彼らだけは、「ずっと4人で、笑顔で楽しい音楽を奏でてくれる」と、信じて疑わなかった。
それくらい、彼らの音楽はキラキラで、希望と頑張るパワーを与えてくれた。
メンバーが音楽を心から楽しんでいると思っていて、その事を誇らしくすら思える、これからも自分の生がある限り、自分のできる限りで精一杯応援し、彼らの音楽を愛し続けたいと思うくらいに大好きで。
自分の人生で大きな壁にぶつかったときも、彼らの音楽に支えられた。未来が見えない時も、彼らの音楽が光で、立ち上がることができた。
私が地震から、心から吹っ切れることが出来たのは彼らのお陰で。
そんな光が、彼の長年の忍耐の上に成り立っていたという事実が目の前に示され、驚いて、悲しくて、切なかった。
彼が孤独と苦しさを感じながら、必死に踏ん張り頑張っていたこと。
メンバー達が、恙無く過ごしていると思っていたら自分たちとの関係性に思い悩み苦しんでいたメンバーがいた事への動揺と、どうすればいいのか分からない不安に包まれたであろうこと。
まず、彼がそう感じたことにみんなでしっかり向き合う。あの方法を取るしかないと彼に感じさせた環境があったことを否定せず、想いをひとつひとつ聞き取って、そう感じさせてしまった事実を真っ直ぐに受け入れなければいけない。
そして、謝罪が“免罪符”にはならないことを理解しておくこと。
謝罪を受け入れられるかどうかは傷ついた側の心によるし、謝ったとしても「これで仲直り」にはならない。
謝られた側が謝罪を受け入れるには時間が必要であること、また、時間が経っても受け入れられないことだってあることを理解した上で誠意を尽くすこと。
彼が感じた真実は、記されていた通りだと思う。
一方で、他メンバーから見た事実にも目を向ける必要がある。
彼以外のメンバーに関して、少なくとも私から見えていた彼らからすれば、「孤立を深める」イメージについてくるような『口裏を合わせて存在を無いように扱う』ということをするとは思えなかった。
こうなってしまった流れを想像すると、『他メンバーがメンバー間の連絡にドライで、マメに連絡しないタイプであった』というのが、想いがすれ違った理由なのではと思った。
そういうタイプの場合、親密だと思っている人にほど、甘えて連絡を返さない。
また、信頼している相手には、作品に対する意見も忌憚なく伝えてしまうものだと思う。他メンバーが「意見を伝えた」認識の言葉が率直すぎて、彼には否定的な言葉に感じられてしまったのでは。
もし今後も共に進んでいく未来があるなら、伝えたいニュアンスを丁寧に表現し、相手がマイナスに感じることが無いように伝えていく必要がある。
全体を通して、「音楽にも運営にも向き合い、全力で取り組む彼」と、「音楽を楽しみ、運営は頼ってお任せする他メンバー」で起こってしまったすれ違いなのではと…。
音楽やイベント以外の所でも、真面目真っ直ぐに事務仕事までこなし調整を進める彼と、その事をありがたく思いながら任せてしまい、連絡が来ても「これだけ調整してくれてたら言うことない」と返事せず、彼はもんもんと「あれ、みんなは意見ないの?これからの方向性、どう思ってる?返事なし?」と悩み傷つき、限界を迎え、思い余って「脱退すら考えている」と連絡しても、他メンバーは「まだ心が回復してないぞ、休んだほうがいい」「暫しゆっくりするように伝えるにはどう伝えるか」など考えて返事を保留にしてしまったところ、精神的な限界を迎えていた彼は「もう無理だ、心がもたない。」と、声明を出すに至ってしまったのでは。
それを見て他メンバーは、そんな流れまで至っているとは思わず驚いて、混乱とともにどうすればいいか分からず、かつ彼ともなかなか連絡を取れない状態になってしまったのではないかと思った。
ただ、あくまでも私の想像でしかない。
和解するかどうかは当人たちの心によるし、周りがどうこう言うこと、できることはない。
当事者以外が感じたことを表現するのは、気持ちを整理する一助にはなるが、一面だけではなく双方の観点から考えることが大切で、全容が見えない中で誰かが傷つくような言葉は発するべきではない。
彼らには沢山のファンがいる。彼らが向き合い、話し合って出した結論を公式から発表してもらえたら、どのような道に進むとしても、この先も4人それぞれを応援したいと思うファンは多い。
2010年から何度もライブに通い、彼らを見てきた。
メンバーひとりひとり、みんなをそれぞれに、大好きだ。
私から見た限りでは、意図的に他者に害をなすメンバーがいるとは思えなかった。
人生には、振り子の法則がある。
大きな苦しみ・辛さは、次にくるより大きな喜び・幸せの前触れであると捉えて、その振り幅がより大きくなるよう、その時その時の最善を尽くすのみ。
私は、彼らと彼らの音楽が、本当に好きだ。
彼ら4人全員の未来が、どうか穏やかで幸せであって欲しいといつも考える。
同じように、彼らを大切に想い、これからも支えたいと思っている人達が多くいる。
彼らを大切に想い、信じ続けているひとがたくさん居ることだけは、どうか伝わってほしいと願っている。




