先週、大学病院に3泊4日の入院をし、小麦と卵のチャレンジテストをしてきました。
チャレンジテストとは、アレルゲンを極微量から徐々に量を増やしながら一定時間ごとに食べていき、その都度症状を確認しながらアレルギーの出方をみていくというテストです。
万が一、症状が出てしまった時には、先生方が迅速に適切な処置をしてくださるので、安心してお任せです。

このテストで、うちの息子は小麦に関しては症状が出ずに食べられるということがわかりました。
これまでなんとなく、症状が出るんじゃないかという心配から除去を続けていましたが、安心して食べさせて大丈夫というお墨付きがついたわけです。
小麦が解除となれば、卵・乳が含まれていないパンや麺など、大幅に食べられるものが増えます。
もう少し早く食べさせられたんじゃないかという疑問も少々ありますが、ここは今まで頑張って除去を続けてきた成果と本人の忍耐力と成長のおかげ!!と思うことにしました。

卵に関しては、10ml食べたところで咳とかゆみの症状が出て、完全除去とはいかなかったので、減感作療法にエントリーして治療をしていくことになりました。

減感作療法には大きく2種類あり、ひとつは1ヶ月ほどの短期間で目標摂取量を目指す『急速経口免疫療法』、そしてもうひとつは自宅で2~6ヶ月ほどの期間でゆっくりと目標摂取量を目指す『緩徐経口免疫療法』です。
どちらも原因となる食品を反応が起こらない量から食べ始め、目標量に向けて徐々に増量していくというところはおなじです。

今回、息子はゆっくり目標量をめざす『緩徐経口免疫療法』で治療していくことになりました。

3泊4日の入院中は、次男坊で手が離せない私の代わりに主人が長男の付き添いで病院へ泊まりこんでくれました。
寝心地がとても良いとは言えない簡易ベットに、保育園で思いっきり遊べずストレスがたまりに貯まった息子の相手、4日も休むことで貯まる仕事…。
主人の協力なしでは今回の入院は実現しませんでした。
本当にお疲れ様でした☆

そして、同室になった317号室の皆様・・・
やんちゃ盛りの4歳児が部屋の中で騒いでいるのに嫌な顔をするどころか、たくさん一緒に遊んでくださって本当にありがとうございましたm(_ _)m

皆さん温かい方たちで、退院するときはなんだか寂しくなりました。
お互い頑張りましょうね!という言葉に勇気もいただき、無事退院してきたのでした。