三周年★私がアメブロを始めたワケ

三年前の今日、私はブログを始めた。

始めた理由は、一冊目の本に書いたけど、

４ヶ月の入院後、１５９０グラムで生まれた次女の出産体験記を

私と同じ高齢、そしてハイリスク、低体重児、

同じ悩みを持つママたちに聞いてもらいたいと思ったからだ。

それがいつの間に、こんなブログになったんだって？

（聞こえない振り）じゃ、なぜアメブロを選んだ？

出産体験記を発信したいと思った私は、

ある日、友達の多くがやっているらしいｍｉｘｉとやらを

やってみようと試みたのだ。

ところが、パソコンが苦手な私は、

どう頑張っても、mixiを開設することができなかった。（ｗｈｙ？）

恐らく、詳しい説明も読まないうちに、

とりあえずやってみようというこの性格が災いして・・・？

ｍｉｘｉはダメ？　その時に、思い出したのだ。

客室乗務員時代の大阪の同期・ユカちゃんからもらった

その年の年賀状に書いてあったひと言を！！

「アメブロでブログ始めました！」

そうだわ！

また凝りもせず、ほとんど何も読まず、

登録画面にデータだけガンガン入力していった私・・・。

しかし！　なんということでしょう！

アメブロはこんな私でもいとも簡単に開設することができちゃった！

あの時、もしmixiに登録できていたら・・・

私はアメブロでブログを始めてはいなかったと思うわ。

アメブロに無事登録できた私は、翌日の３月８日、

そうよ、三年前の今日、第一回目の記事をアップした。

今日は、そのきっかけを作ってくれた同期のユカちゃんについて、

書いてみようと思っているの。

ユカちゃんは、

「私が！　私が！」という客室乗務員によくいるタイプの

目立ちたがり屋（えっ？私のこと？）では決してなかった。

むしろ、恥ずかしがり屋。

でも、根はすごく面白い子だったので、

ホテルの部屋で皆と話している時、

ユカちゃんがボソっと放つ大胆な一言に

一同大爆笑なんてこともよくあることだった。

時にはそんな大胆発言もしちゃうユカちゃんだけど、

いつもは、表立って何かするとなると、

かなりの消極的。

そんなユカちゃんの口癖は「どないしよー」。

そんなユカちゃんとも、お互い仕事を離れた後は、

大阪と東京で、なかなか会う機会もなく・・・

ところが、娘が小学校に入学したばかりの頃のある日、

久しぶりにユカちゃんから電話をもらったのだ。

ユカちゃんも幼稚園児２人の母で、専業主婦をしていた。

ユカちゃんの話をまとめるとこうだった。

某国内の航空会社が、経験者という条件で

２年契約で客室乗務員を募集している。

月２回のフライトで、ホノルル、グアム、バンコクとか

１泊３日ほどのスケジュールなので、

家を空けることも少ないし、扶養範囲内で働けるらしい。

ユカちゃんの話を聞いた途端、私はウキウキしたわ！

肉体労働は大好きだし、

フライト生活は今の専業主婦の生活にメリハリを与えてくれるだろうし・・・やりたいわ！　うん！　復帰したーーーい！

そう思う反面、気がかりはやはり・・・

ユカちゃんには、もう少し考えてみると返事をし、

その日は、電話を切った。

それからは、ずっと

と、悩める日々を過ごし・・・。

私の中でようやく結論が出て・・・私はユカちゃんに電話した。

「客室乗務員はすごく魅力的な仕事だけど、

私さ、よくよーく考えたら、

自分のためだけに復活したいだけだったということに気がついたよ。

乗務員に復帰できたら、すごく私自身の生活は楽しくなると思うけど、

その先に続く何かが見つけられないんだよ。

その先に続く何かがあれば、家族に我慢してもらって、

協力してもらうこともできるだろうけど、私の場合、それがない・・・」

そう話すと、ユカちゃんは言った。

↑ユカちゃんごめん！　ポスチュアだったね・・・

「えっ？　何？そのポスター・・・スタイリストって？」

「ポスチュア（姿勢）スタイリストだよ！

要するにウォーキングの指導者。

私は、２年間、接客業をしながら、

その先の目標、ポスチュアスタイリストとして

生かせるものがきっとあると思うから、やってみようと思うんよ！」

えっ？　人前に出ることが苦手だったユカちゃんが？

指導者を目指すって？　すごい決断じゃない？

ユカちゃんのこの決断に私は熱いエールを送ったわ！

「そのポスタル？ポス・・・なんちゃらスタイリストの夢のためにも！」

それから・・・数ヵ月後のことだった。

ユカちゃんから興奮した声で電話が入った。

やったじゃない！　すごいよ、ユカちゃん！！

すると、ユカちゃんは心強い口調で言ったわ。

「カータン、受かったからには、私、頑張るよ！

まずは羽田で１ヶ月間の研修があるんだ。

その間に子供たちの面倒を誰にみてもらうか問題は山積みだけど、

でも、やると決めたからには私、頑張るからね！」

それから、ユカちゃんはいろいろ手を尽くした。

市のファミリーサポートに登録して、

家を留守にしなければならない羽田での研修中、

朝、旦那さんが子供たちを幼稚園に送り、

降園後は、旦那さんが帰宅するまで

ファミリーサポートの方に子供たちの面倒を見てもらい・・・

帰ってきた旦那さんとバトンタッチ。

そして、ユカちゃんはというと・・・

こんな１ヶ月を過ごし、無事、研修試験に受かり、

努力の甲斐あって、晴れて客室乗務員となったのだった。

そして、乗務員としてのフライトが始まると・・・

なるべく金土日のスケジュールを組んでもらい、

金曜日の夕方からのフライト、

幼稚園が終わった子供たちを京都の実家に預けに行き、

日曜日の夕方、空港からそのまま京都の実家に迎えに行き、

大阪に帰ってくるという生活を送っていた。

あの頃のユカちゃんのブログには、

そんなユカちゃんのハードでも充実した日々が綴られていた。

私は、そんなユカちゃんのブログを見ながら、

母になっても頑張っている同期の姿を誇りに思いながら、

刺激され、それは私の励みにもなった。

そうして、ユカちゃんの２年間のフライト生活は終わった。

ユカちゃんはその時、私にこんなメールを送ってくれたわ。

「カータン、あれから２年。

２度目の乗務員生活が終わりました。

私がこうしてフライトが出来たのも、家族の協力あってのこと。

心から感謝です。

そんな家族の協力を無駄にしないためにも、自分の夢・ポスチュアスタイリストになるため、私はこれからもまた頑張ろうと思うわ」

ユカちゃんはその言葉の通り、

ポスチュアスタイリストの夢を叶えた。

ユカちゃんのブログには、レッスン風景の写真が載せらるようになり、その活躍がブログを通して伝わってきた。

そして、どんどん綺麗に輝いていく姿に目を見張った。

そんな折、神戸で同期の結婚式があり・・・

「カータ～ン！！」という声に振り向いた私は！！

一瞬言葉を失ったわ！

ホルターネックのパーティドレスに身を包んだ

眩しいほどスタイルのいい女性が立っていたから。

ユ、ユカちゃん？

もうね、私が舐めるようにジロジロ見たのは言うまでもないわ。

終いには、同性であり、同期のよしみ？で、

こんなお願いもしてしまったほど。

触らせてもらったユカちゃんのお尻ったら！！

「ちょっとぉ～鉄でできたガードルでも履いているんじゃない？」

と聞きたくなったほど。いや、実際聞いてみた。

でも、矯正下着は何も履いていないという。

ユカちゃんの努力の賜物ということなのね？すごいよ！

そんなユカちゃんは今、たくさんのレッスンを持ち、

ポスチュアスタイリストとして頑張っている。

私はそんなユカちゃんのブログ を、

毎日チェックすることが日課となっている。

頑張っている同期の姿は、私の大きな励みになるのだ。

そして、思う。

いつも「どないしよー」「私なんて無理やわ」が

口癖だったユカちゃんが、大勢の生徒さんの前で、

堂々とウォーキングの指導をしているなんて！！

努力して得た大きな自信は、

人をこれほどまでに輝かせるものなんだなと

ユカちゃんを見ていると、心からそう思う。

そして、そんなステキな同期の姿を見て、

私ももっともっと母として、女として頑張ろうと思うのである。

追記：

大袈裟に言っているんじゃない？　と思うでしょ？

違うんだって！　だって、これ見てよ！

ね？　すごい変身ぶりでしょ？

この写真を公開できるのも、

今の自分に自信があるからこそなんだよね～

はぁ～羨ましい！　

↑この絵をクリックお願いします。３周年ということで、よろしくお願いします。

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前回の記事にもたくさんのコメントをどうもありがとうございました。ベビーフット、地味に剥けたのが、心残りではありましたが、でも、やって大満足！　これで夏も怖くないわ！　早く夏よ、カモーン！！

では、今日も長い記事に最後までお付き合い下さいまして、

どうもありがとうございました。