読書記録 164

 

読んだ本、感想を紹介する読書記録シリーズ。

ペリネイタルロス・グリーフケア・メンタルヘルス

仕事、子育てについて など

『働く天使ママ』としての学び。

 

震災と行方不明―曖昧な喪失と受容の物語

(2020年3月11日/金菱清(ゼミナール) 東北学院大学震災の記録プロジェクト (編集))

 

 

【内容紹介】

 

「私の大切な人はいまだ行方不明。本当に亡くなったのだろうか?」

大震災と原発災害によって「宙づり」にされた人々が抱える悲痛な思いとは。

愛する家族、動物、住み慣れた土地、故郷のわが家を奪われたあの日から

曖昧な喪失を受け容れるまでの物語。

 

*被災地のタクシーと幽霊の調査で注目された金菱ゼミ学生による渾身の書き下ろし論文集。

*行方不明者の遺族や原発避難区域の住民が初めて語った貴重な証言、隠された現地の声を伝える。

*復興のかけ声からこぼれ落ちる現実を、当時小学生だった学生たちの曇りない目で追う。

 

(新曜社HPより)

 

 

【感想】

 

学生達が行方不明者のご遺族を

取材をして作成した論文集

 

自身も震災を経験した学生もいて

どんな気持ちで向き合ったのだろうか

 

葬儀と供養、伝統行事やアートとの関わり

漁業・農業・酪農などの”生業”への思い

 

「曖昧な喪失」を考える上で

さまざまな視点を得ることができる

 

東北に最後に行ってからは

もう10年経ってしまう

来年こそ訪れたい