2024年4月8日のアメリカ皆既日食。悪天候の天気予報を見事くつがえし、本当に素晴らしい日食をダラスで見ることができたのですが、その後「もし日食が見られなくても楽しく過ごそう」とニューヨークに滞在を決めていました……が円安と物価高は想像以上に厳しく、例えば日本式の三角おにぎりが1個900円なんてザラなSF的世界😱。しかしそんなときに約10ドル(約1500円)でランチがいただけるIKEA様の存在は奇跡中の奇跡だったので、10日間のニューヨーク滞在中3回も行ってしまったのです!
IKEAエリザベスに続く道は「IKEA DRIVE」。スウェーデンにも「IKEA GATAN」という通りがありましたね〜。
ニューヨーク近郊のIKEAはブルックリンと、ニュージャージーのエリザベスにあります。
ブルックリン店はマンハッタンに近く、ルームセット(ショールーム)から見える景色の写真はアパート群、全体的に完全にアパート暮らしの人々をターゲットにしています(とはいえ東京より想定面積は広め)。ところどころにブルックリンでのリアルな生活データが掲示され、それに基づいた家具や雑貨が提案してあって地域密着感がありました。お客さんには移民の家族、学生が多そうです。
我らのスウェーデンミートボール、そしてサイドメニューはアメリカの国民食マカロニチーズ!
レストランからの眺め。左奥に見えるのがマンハッタンの南の端っこ。
「もうすぐ生ゴミのコンポスト肥料化が義務化される」という話題とともにゴミ箱が置いてあります。わかりやすい!
「ニューヨークでは大人の4割がルームシェアしているので、仕切りはタイセツ」とのこと。間仕切りできる家具が置いてあります。
ニューヨークで出会ったサラとジェシカのカップル。2人が住むコンドミニアムはシックな色でセンスよくまとめられ、狭さを感じさせません。
そしてニュージャージーのエリザベス店の方は「世界眺めのいいIKEA選手権」で堂々の1位を獲得……するに違いない素晴らし過ぎる立地!✈️ニューアーク・リバティ空港の隣りなので、駐車場やレストランからは数分おき頻繁に飛行機の着陸が臨めます。
客層としては土地の広いニュージャージーらしく、戸建て平屋に住む若い家族や移民の人々が多いようです(店内放送はどちらの店舗も英語とスペイン語の二か国語です)。
駐車場からすでに離着陸を間近に見ることができます!「イケアインターナショナルエアポート」と言われることも😆
エリザベス店のエントランスはラウンドしていて中も広々〜
周りは土地が広く戸建ての住居が多いので庭付き想定のルームセットが多い。
飛行機が間近に見えるレストラン、そしてメキシカンなちょい辛こってりスープがイケました。
ところで、今回アメリカのIKEAで私は日本未発売の小麦粘土を見つけてしまいました……!!😱そう、私が長年監修している小麦粘土セット「ねんDo!」とまさかIKEA様とがここにきてライバル関係になろうとは! IKEA様、勝負です!!🎲
いつ日本に上陸するのでしょうか……ドッキドキ!!😳
★IKEAってなんで安いの? 北欧デザインってつまり何? IKEAのことをもっと知りたくなったらぜひ森井ユカ著『IKEAマニアック』(河出書房新社)をご覧ください。IKEAの謎が全て解けます!