こんにちは^^
家庭教育実践ラボ主宰
歴史に学ぶ子育て研究家
田中ゆか(タナユカ)です。
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今日ご紹介するのは、
「この子はこの子のままでいいと思える本」
著者:佐々木正美
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この本で一番言いたいことは、
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健全な人間関係の土台は親子関係にある
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というのが、私の結論です。
やっぱり子育ては人間の根幹を造る大事業だよね!
「人間はみな、不完全で未熟なまま生まれて、未熟なまま死んでいく」
という言葉を残したのは、ドイツの社会心理学者フロム。
そうそう。
私も今年40歳になるけど、自分の未熟さを思い知ることが尽きない。
この本を読む前は、
自分の未熟さと戦い、無くしていくことが成長だと思っていた。
けど
みんな未熟人間だからこそ、互いに安心できる人間関係を築き、
頼り頼られる全な依存関係にあればいい
という考え方に、ホッとした。
ここ数十年で、時代も、社会も変わりました。
戦争から平和に
貧乏から豊かに
不自由から自由に
不平等から平等に
個人主義が進む中、
私たちは気づかぬ内に人間関係を失っていった。
しかし、
平和で、経済的に豊かで、自由で平等な世の中になっても、
人間の未熟さは変わらない。
だから安心できる人間関係は欠かせない。
そして、
その安心できる人間関係を築くための土台は、
親子関係にあるというのです。
親子関係は、子どもが生まれて初めて経験する人間関係だもん。
そりゃ将来の人間関係に影響しそうだよね。
健全な親子関係は、
子どもが親に思い切り甘える、依存させることで培われる
と書いてあって、
今年5歳になる息子の赤ちゃん返り!?
にも意味があるのだろうと、受け止める日々。
ワガママと甘えの違い、
正しい依存についても知識を深めていきたいな。
子どもの自立、健やかな成長には、
家庭が安らぎの場所であることが欠かせない
と書いてあって、主婦として胸アツ!(笑)
安らぎの場を作る、守るって立派なお役目だよねー
主婦の働きはお金にはならないけど、
人が人として育っていくために欠かせない役割をたくさん担っている。
私たちの今は、
お金にならないお役目を全うしてきてくれた方々(偉人、両親など)に、
支えられていると思うんだ。
お金になることだけがお役目じゃないし、
仕事だけが人のお役目でもない!
他にも覚えておきたいなと思った子育てのヒント
↓
●兄弟がいたら、上の子を少しだけ”えこひいき”する
我が家では3人の子を、
それぞれ、こっそり、小さく、えこひいきしてます。
●子どもには家の中で自分の価値を感じさせてあげることを意識する
「今日は何食べたい?」と聞いて、そのリクエストを叶えてあげるだけで、
子どもは「自分は大切にされている」と感じれるらしいよ。
●親が子育てに行き詰まったら、親自身が信頼できる大人との関係を増やす
人間関係にも量から質への転換が言えるそう。
行き詰まったら閉じこもりたくなるけど、そんな時こそ外にGOー!
●しつけはできるようになるまで待つ覚悟
年単位で待つことが覚悟できたら怖くない!
●子どもの得意、好きを伸ばす!
そのために、子どもの観察を意識してます。
「この子は今、何が好き?、何にハマってる?」
Eテレ始まると一緒に踊りまくる長女に、
「ダンス習う?」と聞いたら、
「習わない。私は自由に踊りたいの」と言われた、、、
そういうこともあるけど、母はめげない!笑
●できるすぎる子には褒めすぎ注意
これね、息子が通う幼稚園でも同じこと言われたの。
「お母さん、大袈裟!褒めすぎ!自然にしてなさい」と。
褒めすぎると、親が喜ぶかがその子の指針になっちゃうらしい。
その時は、ピンと来なくて、、、
「褒められた方が子どものモチベが上がるじゃん?」と思ってた。
でも、
子育ての研究者(著者)も実践者(園長先生)も言うんだから、
そういうものなのか〜と思いながら実践中。
違うと思えば、戻せばいいしね。
それで今より良くなったらありがたいしね。
私の本の要約ノート


