こんばんは♪
目止めって何?
今日は目止めについて。
聞いたことあるけど
実際にどんなことか知らないと言われる方が多い、目止め。
陶器のうつわには、実は無数の小さな穴が開いていて ここから汁気や油が染み込むと 臭いやカビの原因になるので | |||||||||||||||||||
米のとぎ汁などで表面をコーティングすると良い。 |
器が吸収したとぎ汁のデンプン質が
表面の穴をふさぎ
器に侵入しようとする「染み」をある程度防ぐことができる、
この「ひと手間」のことを目止めと言います。
やり方としては
器が浸せる程度の大きな鍋を用意して
お米のとぎ汁を入れます。
とぎ汁だけでも大丈夫ですが
念のため、小麦粉などを追加して
しっかりと入れる場合もあります。
その前に1つ。
やっぱりやっていただきたい工程です
このことをご理解いただいて
一緒にやっていきましょう
目止めのやりかた
鍋を用意(お米のとぎ汁を入れておく)
↓
鍋にしっかり浸かるように器を入れる
↓
初めは弱火→中火(火加減が強すぎると割れる原因になる)
↓
沸騰したら火を止める
↓
冷めるまでそのまま放置。
しっかりとお米のとぎ汁を入れていきます。
私は次の日までしっかり浸けておくことが多いです。
器を複数枚同時に目止めをする場合は
器同士がぶつからないようにしてくださいね。
目止めしたから大丈夫!ではない
目止めしたから、カビもはえないし
シミもできないんでしょ?
いえいえ
絶対大丈夫!ではないいんですね。
そのあとの器の取り扱いも重要になってきます。
例えば
洗ったばかりの器をそのまま食器棚に
しまってしまうのはどうでしょうか?
カビが生えます、ぜったい。
という私もやってしまったことが何回かあります。
これは私がうっかりカビを発生させてしまった失敗例。
土鍋の蓋の内側。
↓↓↓
*しかし全部必要かと言われると
そうではなく
私のお店では、目止め済、目止め不要のものもあるので
購入時に目止めのお願いの紙が入ってなければ必要ないです。
今日のまとめ
・うつわを買ったら目止めをする。
・しっかり乾かしてから片付ける。
目止めをしたからといって
100%、カビやシミ、臭いの吸着を防げるものではありませんが
人の手で作られた器だからこそ
人の手で少しだけ手間暇をかけて扱う。
古風だけど素敵な習慣だと思いませんか?
ぜひ試してみてくださいね。
本日も最後まで読んでくださって
ありがとうございます
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