とっても自己充実していた日
ものすごくゆっくりできた!

図書館の陽がよくあたるところで、
独り「 ノルウェイの森 」を読破!

感想は「 読んだ~ 」です。(笑)
感慨無量というコトバがぴったりでした。

「 僕 」という主人公を中心に
何人かの登場人物が出てくるわけですが
出てくる地名だったり、
年齢だったり、
考え方だったり、
( 考えすぎでしょ )なんてところが
妙に親近感が沸くわけです。

ものすごく、自分とかぶるところがあって
本に線をひきながら
ページの角を折りながら
一文一文かみ締めながら読みました。



「放っておいても物事は流れるべき方向に流れるし、どれだけベストを尽くしても人は傷つくときは傷つくのです。人生とはそういうものです。」



なんて一文も、ものすごく深い。

ワタナベ君たちと同じ二十歳で
この本を、読んだことは、記念というか
忘れない。

今回、いっぱい線をひいたんだけれど
いつか読み返したとき、
こんなところに共感してたんだーって
違う目線で読めることを期待したいと思う。

大人になると、
人の死だったりいろんな別れがあって
生きてる以上、それは乗り越えなきゃ
いけないんだ。
そのために、みんな葛藤があるんだ。
そんなメッセージを感じました。
偉大、壮大(笑)

村上春樹は今まで倦厭していたけど
どうしても映画が見たくて
読みはじめちゃったけど
性描写すら美しいというか
まあ、とりあえず、読んでみてくれ!
少なくとも、共感できるところが
どこかしらあるはずだから!

「 世界中の森の木が全部倒れるくらい素晴らしいよ。 」

面白い一説に出会うと
コトバが好きな私なんか
すごいわくわくしちゃうけどね。(笑)
こんな表現あるんだーってね。

わけわかんないくらいがちょうどいい。(笑)

なんて「 ノルウェイの森 」を語る私は
ぜんぜん、ハルキストになるつもりも
さらさらないし、
これから、村上春樹さんを読み漁ろうとも
まったく思ってなくて(笑)
ただ、読みたいと思った本が
村上春樹さんの本だっただけで、

でも、偶然、読みたいと思った本が
ものすごく素敵な本で、
すごくテンションがあがってるしだいで
ございます。

こころ 豊か。