観てきました。
もぉぉ~、最高でした。
映像の迫力といい、原作へのリスペクト感といい、
役者の演技といい、映画館で見て大正解でした。
隣に座った方が、かなりのご年配の男性でしたが、
中盤から、しきりに涙をぬぐってました。
周りからも、鼻をすする音が。
六代将軍王騎のかっこよさ。
役者って、すごい、と感動しました。
漫画を読み、アニメも見ている
キングダムファンですが、
再現できるのか?と
最も実写の想像ができなかった王騎。
全く違和感ない『王騎』がいました。
そして、その大将軍のオーラや強さ、
圧倒的な存在感が、もう、圧巻でしたよー!ムフン
山﨑賢人もよかったな。
『信』をいかに自身が演じた役と違うものにするか、
話し合いを重ねたというけれど、
シルエットとか、信そのまんまだと思いました。
そのフォルムだけじゃないと感じたのが、
ゴールデンカムイを見たとき。
戦う主人公のキャラだけれど、
杉元と信は、違う。
終わった瞬間、映画館でまた見たい!と思うくらい、
迫力のある、映画でした。
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ちょっと気になったとこ。
新木優子さん、演じる摎。
とてもきれいだし、
イメージはピッタリだと思う。
が・・・絶対、六大将軍ではない。
戦闘シーンも、迫力はなかったかな。
身体の細さの問題だけではないと思わせるのが、
長澤まさみの楊端和。
登場するたびに画面に惹きつける力が半端ない。
毎回『かっこいーーー!』となるし、
『強そう』と納得させられる。
二人とも、度を越えて美しく、細いのに、
この違いってなんだろうなぁ?と思いながら、
見ていました。
最後に、キングダム実写版、唯一の私の大不満。
小栗旬よ!
これだけぴったりのキャラをそろえて、
漫画の登場人物にいのちを吹き込んでいるのに、
小栗旬だけが『花沢類』だった。
しーーかも、その役が、李牧。
賢さと、品の良さ、
飄々としたつかみどころのないなかに、
氷のような冷たさを抱く、
『秦国』最大の敵となるあの李牧が、
花沢類とは・・・
李牧のふわっとした中に見え隠れする
底知れぬ恐ろしさと重厚感が皆無。
『戦場に花沢類』って感想書いている人いるけど、
ほんとそれ!!!!!!!!
本人が、『王騎軍に入りたかった』って
コメントされてましたけど・・・
李牧じゃないよなー
迫力満点の映像の中で、
『まーきのっ!』がちらついて、
小栗旬が出るたびにソワソワしました。
これ、私だけが感じたわけじゃなく、
映画が終わって、出るとき、
『小栗旬が・・』って言ってる人、
結構いたからね。
わたしにキャスティングさせてもらえるのならば、
藤木直人
向井理
斎藤工
ディーンフジオカ(ちょっと弱いかな)
ちょっと若すぎるけど
坂口健太郎
こんな感じかなー。
全然小栗旬じゃない。
ましてや、花沢類でもない。
ここだけが、映画の中で非常に浮いていて、
とてもとても残念でした。
と、好きなことを書き綴りましたが、
この夏、お勧めの映画です。
王騎亡き後、
キングダムはさらに面白くなっていきますが、
この後、実写版はどうなるんでしょうね?
やるのなら、
輪虎は、神木隆之介一択で!