実際、会ってる国際ロマンス詐欺は、

 

聞いたことがない。

(というほど、知識はないが)

 

 

テレビで見たロマンス詐欺って、

 

SNSでやり取りして、

 

愛を囁き合って、会おうとした途端、

 

突如、お相手が病気だとか、

 

拘束されたから保釈金だとか、

 

お金を求めるって聞くじゃない?

 

 

家に帰った後、

 

わたしなりに国際ロマンス詐欺について調べたけど、

 

やっぱね、『会う』って情報が

 

殆どない。

 

しかも、『詐欺だろ?』って言った瞬間、

 

連絡が取れなくなるパターンの記述ばかり。

 

でも、さっちゃんは、ハンサムと

 

会ったというではないですか!

 

これは、詐欺ではないのか?

 

 

とても楽しかったらしいです。

 

ただ、『投資』の話が中心だったそうで・・

 

帰った後、我に返って、

 

 

『投資の話ばかりだったから、

 

 詐欺だという気持ちが消えない。』

 

 

という連絡をしたそうです。

 

さっちゃん、頑張った!

 

 

これで切れるんだったら、

 

本当に詐欺だったと思って諦めようと思ったら

 

泣けてなけて仕方なかったそうです。

 

もう、恋におちてたんですね。

 

 

ところが、怒ることもせず、

 

彼から、

 

信じて欲しいということ、

 

連絡が来るのを待ってるよ、

 

という優しい言葉。

 

 

かなりきついことを言って

 

怒っても仕方ないのに、

 

LINEは、ブロックされずにいる。

 

メッセージ拒否されていない。

 

 

ってことで、また、さっちゃん

 

彼に、連絡。

 

 

わたしはあなたに

 

あんなに失礼なことを言ったのに、

 

なぜ、怒らないんだ。

 

なぜ、わたしをブロックしないんだ?

 

なぜ、連絡が取れる状態にしてあるんだ?

 

なぜ、そんなに優しいんだ?

 

 

といったら・・

 

 

『あなたのことが、

 

 とても好きだから、

 

 ぼくから、連絡を絶つことは

 

 ないよ』

 

 

とハンサムは言ったそうな。

 

 

****************

 

わたし、さっちゃんを

 

脇の甘い子だと思ってます。

 

それでも。

 

誰かに頼りたいとか、

 

愛し、愛されたいとか、

 

相手の言葉を信じたいとか、

 

そういう気持ちは、すごくわかる。

 

 

危ういと思ったから、一回縁を切ろうと思った。

 

それって、とても覚悟がいることだったと思います。

 

 

想いを断ち切る時って、一番苦しくて、

 

孤独な時に、優しくされる。

 

こうなると、ダムが決壊したみたいに、

 

気持ちが溢れちゃうのも、わかるよ。

 

 

こういう恋心を利用するって

 

一種のマインドコントロールだよね。

 

 

なにせ、わたしも、

 

DV男に恋しましたからね。

 

お恥ずかしながらね!

 

 

で、結局、彼が懇意にしているという

 

信託に口座を作り

 

お金を入れてしまいました。

 

 

でも

 

『利益が出てるから、

 

 やっぱり、信じていいのかなと思って。』

 

 

 

お金、払ってしまったのか・・・

 

 

*****************

 

この時点で、

 

詐欺かどうかはわかりません。

 

でも、もし詐欺なら、

 

これは、ラブの相談ではなく、

 

犯罪の相談です。

 

 

投資口座開設のために、

 

さまざまな書類を

 

彼に渡してしまっている。

 

 

恋愛だったら、それでいいけれど、

 

一度、冷静になるために、

 

消費者センターか警察に相談しようと

 

話したら、泣いてしまいました・・・

 

 

あぁ・・・泣かせてしまった。

 

 

『そんなことを言われたくない。

 

 うまく伝わらなくて、悲しい。

 

 彼は誠実に誤解を解こうとしてくれてる。

 

 彼が私のことを好きかどうか、

 

 鑑定してもらいたかっただけなのに・・』

 

 

 

まったく・・・

 

なにかと頼ってくるさっちゃんに対して、

 

タロットでの相談は乗らないと

 

依頼を断っていたので、

 

悩んでいる友達のていで相談して、

 

わたしに恋愛鑑定してもらおうと

 

嘘ついたなえーコノヤロメ